脱毛 2023年01月24日

蓄熱式脱毛とは?デメリットや抜ける仕組みについて解説

さまざまな脱毛方法の中でも比較的新しい「蓄熱式脱毛」。痛みが少ないことに加え、肌の色に関係なく施術ができるなどのメリットから、注目が集まっている脱毛方法です。

脱毛方法によって痛みや得意とする肌質、毛質が異なるため、それぞれの特徴を理解しておくことが効果の出る業務用脱毛機を選ぶために重要です。

今回のコラムでは蓄熱式脱毛のメリットとデメリットをご紹介します。エステサロンのオーナー様などの業務用脱毛機を選ぶ際の参考になれば嬉しいです。

蓄熱式脱毛とは?


特殊な光を連続で照射することにより、熱を徐々に蓄えて毛根にダメージを与える脱毛方法
です。SHR(Super Hair Removal)脱毛やTHR(Thermo Heat Remover)脱毛がこれにあたります。

SHR脱毛

肌に特殊な光を照射し、ムダ毛の発毛組織「バルジ領域」に熱を蓄積させ、ダメージを与えます。これを繰り返して発毛組織を弱らせることによって、発毛速度を遅くしたり、ムダ毛が細くなっていったり、ムダ毛の生える力を抑制していきます。

THR脱毛

SHR脱毛では、照射するたびにパワーが弱まるため、安定した脱毛効果を出すためには往復照射が必要でした。

SHR脱毛の弱点である、連射時の光のムラを解消したのがTHR脱毛です。安定した光を肌の奥まで届けるため、往復照射が必要無く、施術の効率化を実現しました。

蓄熱式脱毛のメリットとデメリットは?


それでは、次に蓄熱式脱毛のメリットとデメリットについて説明していきます。

蓄熱式脱毛のメリット

大きなメリットは以下の4点です。

  • 痛みが少ない
  • 短期間での脱毛ができる
  • 色黒な方でも施術できる
  • 産毛にも効果がある

痛みが少ない

強い熱で毛根に刺激を与える脱毛法と比べて、痛みが少ないのが特徴です。一気に高温でダメージを加えるのではなく、熱を徐々に蓄える方法のため、やけどやケガなどのリスクが少ないのが大きなメリット。

肌への刺激が弱く、敏感肌の方でも肌トラブルが起きる可能性を軽減することが可能です。

短期間での脱毛ができる

従来の脱毛方法では、成長期の毛根にのみ働きかけるため、一定の期間を空ける必要があります。そのため、毛周期に沿った施術が必要で、短期間では満足できる結果に繋がりませんでした。

しかし、蓄熱式脱毛は従来の脱毛方法と異なり毛周期に左右されないため、比較的、短い期間での脱毛が可能です。最短で2週間に1回、照射することができます。

色黒な方でも施術できる

多くの業務用脱毛機は、肌のメラニン色素に反応し熱を発生させる特殊な光を、肌に照射しています。そのため、色黒な方に施術すると、ムダ毛に上手く反応せず、満足する効果を得られないという弱点がありました。この弱点を解決したのが蓄熱式脱毛機です。

熱を肌に蓄積するため、どんな肌質でも施術可能です。(ただし、日焼けした肌への照射はダメージを防止するために施術不可能です。)

産毛にも効果がある

前述した通り、従来の脱毛方法は、メラニン色素に反応させて脱毛効果を得るものでした。そのため、太い毛には効果が出やすく、細い産毛のような毛には効果が出にくいという特徴があります。

蓄熱式脱毛は、毛質に関係なく、肌の奥で毛根に働きかけるため、産毛や細いムダ毛にもしっかり作用してくれます。

蓄熱式脱毛のデメリット

多くのメリットがある蓄熱式脱毛ですが、もちろんデメリットもあります。

  • 即効性がない
  • 導入しているサロンが少ない
  • 毛が太い部分は時間がかかる

即効性がない

「蓄熱式の脱毛機は効果が薄い」という噂を聞いたことはありませんか?これは蓄熱式脱毛機の効果の出方が関係しています。

ムダ毛が抜け落ちるまでに1週間〜3週間掛かることがあり、効果を感じるまでに時間が必要です。従来のIPL脱毛などは、即効性が高くムダ毛がぽろぽろと抜けるのが早いため、比較すると効果が出ていないように感じる方がいるようです。

即効性のある脱毛方法ではありませんが、毛根にしっかりと働きかけているためご安心ください

導入しているサロンが少ない

蓄熱式脱毛機はまだまだ開発されてから時間が経っておらず、導入サロンが少ないのが現状です。

SHR脱毛は徐々に増えてきましたが、THR脱毛はさらに新しい脱毛法のため、口コミが見つからない場合や実際使用してみたいと思っても導入しているサロンがなかなか見つからないという可能性もあります。

毛が太い部分は時間がかかる

前述した通り、産毛にも効果を発揮するのが蓄積式の良いところです。

しかし、ワキやVIOなど濃くしぶとい毛に対しても同様の仕組みでムダ毛に働きかけるため、脱毛まで時間がかかることがあります。

最新蓄熱式脱毛THR脱毛機はNBSだけ

蓄熱式脱毛のメリットとデメリットは?
最新のTHR脱毛はNBSから生まれた脱毛方法です。連射でも安定した光を実現させ、スピーディな施術が可能になりました。また、往復照射が不要なため、ランプの交換頻度が下がり、ランニングコストの軽減を実現しました。

THR脱毛を実装した業務用脱毛機「CLEAR/SP-ef」は、男性・女性・お子様の3つのモードが搭載しており、お客様の肌質や毛質に合わせた細かな設定ができるのも大きな特徴のひとつ。

照射面は最大-15度まで下がる冷却機能を搭載しているため、痛みを感じやすいお子様やVIO、メンズ脱毛を受けるお客様のストレスや不安を軽減してくれます。

今ならデモ機の無料出張体験サービスも実施中です。お問い合わせお待ちしております。

この記事の執筆者

NBS

NBS編集部

株式会社NBSは創業以来、日本全国の約1,500店舗のエステサロンや美容室に脱毛機を導入し、約3,000店舗のサロンと商品取引を行ってきた美容総合メーカーです。特に脱毛機においては業界のリーディングカンパニーとして数多くの商品を開発してきました。本サイトでは、美容サロンに関するこれまでの豊富な知識と経験を活かし、サロンオーナーの皆様に役立つ情報発信を行ってまいります。

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