「体をもっと引き締めたい」「コロナ禍の運動不足を解消したい」「ストレス発散したい」「新しい趣味を見つけたい」など、目的はバラバラですが根強い人気を誇る「筋トレ市場」。
スポーツジムやフィットネスクラブ、パーソナルトレーニングジムなど形態は多様化し、筋トレという習慣は、生活にすっかり定着しました。男女ともに、筋肉の美しいラインを保つために懸命に筋トレに励み、独自のトレーニング方法や肉体美をアピールするインフルエンサーなども目立ちます。
そんななか、徐々に増えているのが、脱毛サービスを提供するスポーツジムです。
今回は、スポーツジムやフィットネスジムへ業務用脱毛機を導入するメリットやデメリットについて、説明していきます。
スポーツジムに脱毛機を導入するメリット
なぜ、スポーツジムやフィットネスジムに業務用脱毛機を導入するのでしょうか。実は脱毛メニューは、トレーニングユーザーのニーズに非常にマッチしているのです。
ユーザーの需要が高い
筋トレユーザーと脱毛メニューは非常に相性が良いです。
もともと、一流のスポーツプレイヤーが脱毛を行うのは珍しいことではありませんでした。これは「アスリート脱毛」と言われ、抵抗や摩擦を減少させることでパフォーマンスの向上やケガをした際の利便性などを目的としています。
近年のトレーニングブームで、プロアマ・性別問わず、トレーニングを趣味にしている人からの脱毛の需要が広がっているのです。
まずは、ユーザーの心理を元にメリットを考えてみましょう。
筋肉をきれいに見せる
ボディービルの大会などを見ていると、男女ともにワキなどの脱毛している人ばかりです。これはムダ毛が無いほうが、筋肉がきれいに見えるから。
ムダ毛を処理することで肌や筋肉をシャープに引き立たせ、肉体の美しさが際立つのです。
美意識の高まり
筋トレを趣味にしている人は、高い美意識を持っている人が多いことに気づきます。
トレーニングは行った分だけ筋肉量が増加していきます。これは、自分の体への自信に繋がりさらに理想の体に近づけたいという次の欲求に繋がっていくのです。
筋トレをきっかけに自分の体と向き合い、より美しさを求めて脱毛に興味を持つユーザーが多いのも頷けます。
ウェアの着こなし
トレーニングウェアの中には肌の露出が多いものがあります。
タンクトップやハーフトップ、ショートパンツなど履く回数が増えれば、それだけムダ毛の処理の必要も増えていくのです。
トレーニングは習慣的に行うものですから、処理の面倒さから全身脱毛に興味が沸いたという理由も理解できます。
蒸れ、においの軽減
汗をかいた後、体臭が気になったことはありませんか?
これは汗自体がにおっているわけではありません。汗をかき蒸れたところに、肌や体毛に付着している雑菌が繁殖してしまうから。
ムダ毛の処理を行うことでにおいの軽減に役に立ってくれることも。
また、ムダ毛がなくなることで不快感が減ったと感じる人も多いです。
サロンに通う手間が省ける
お仕事やプライベートの予定を確認し考慮しながら、脱毛サロンやクリニックの予約を取り、その傍らジムにも通うのは正直面倒なもの。
自分の体のメンテナンスを一極化出来たらそれだけで負担の軽減になります。
他ジムとの差別化
次に経営者側のメリットを考えましょう。
24時間運営や価格、女性向けなど他ジムとの差別化は、運営を軌道に乗せるには重要なポイント。脱毛機の導入は、他ジムとの差別化にピッタリです。
前述したとおり筋トレユーザーは美意識が高く、脱毛メニューとの相性はばっちりです。お客様の心理を知り、トータルビューティーを考えて提案可能なジムとして強みを作ることが出来ます。
顧客単価のアップに繋がる
価格競争が年々激しくなっているスポーツジム。ひと月あたり2000円前後の格安な料金で始められるジムも増えていますが、ビジネスとしての継続性を考えると価格を安直に下げることはできません。
また、店舗内の販売もドリンクやプロテインなどでは大きな収益は見込むのは難しいでしょう。
そこでおすすめなのが美容メニューのオプションです。
一度の全身脱毛の平均的な相場は2万~3万(60分)。会員様にオプションで利用してもらえれば、大幅な顧客単価のアップを狙えます。
資格なしで簡単に扱える
脱毛機を使うのに、専門的な知識がいらないのも導入しやすいポイント。脱毛機の扱い自体は簡単で、安全に脱毛するためのルールさえ守れば誰でも活用できます。
また、最近では「セルフ脱毛」と言われるお客様自身で脱毛を行ってもらう方法も流行しています。セルフ脱毛なら、施術スタッフも必要ないため、さらに手軽に導入できるでしょう。
脱毛機導入のデメリット
スポーツジムの新メニューにおすすめの脱毛ですが、導入には気を付けたい点がいくつかあります。
費用が掛かる
脱毛メニューを導入するにあたって気になるのが費用面。業務用脱毛機は非常に高額です。
業務用脱毛機の価格相場としては100万〜500万円ほど。決して安くはありません。
これだけ高額なマシンですから、導入までは慎重に選びたいもの。比較検討する際、レンタルが可能な機器を選び、限定メニューとして導入してみるのもおすすめです。
また、比較検討すべきは脱毛機本体価格だけではありません。
脱毛機を使い続けるには、光源のランプを定期的に交換する必要があります。機種によってこの照射回数と交換費用は異なるため、単に機種代だけを比較するのはNG。
本体価格とランニングコストを合わせてチェックしましょう。
安全面での考慮がいる
コストだけではなく、安全性ももちろん比較してください。
実は、脱毛前後の激しい運動は脱毛サロンやクリニックでは禁忌事項とされています。主な理由としては以下の2つ。
- 体温の上昇
- 汗による肌への刺激
どちらも運動によって肌トラブルが起こる可能性が懸念されるからです。
体温の上昇
さまざまな脱毛方法がありますが、基本的に脱毛の仕組みは一緒。特殊な熱や光を肌に当てて、ダメージを与えることで毛の生える速度を遅くしていくのです。
そのためどうしても、照射後の肌には熱がこもり、冷やしたり熱を放出したりする必要があります。脱毛サロンで冷たいジェルや保冷剤などでケアを行うのはこのような理由からです。
脱毛前後に運動を行い、血行を促進しさらに体温を上げてしまうと、赤みが引かなかったり炎症を起こしてしまう可能性があります。
汗による肌への刺激
脱毛直後の肌は熱を受け、敏感な状態になっています。
そこに汗をかくとどうなるのでしょうか。
運動をして汗ばんだ肌は、汗とともに皮脂や老廃物が流れ、それらを栄養として、雑菌が毛穴に増殖しやすい状態になります。脱毛の施術によりダメージを受け、バリア機能が落ちている肌には毛嚢炎などの肌トラブルが出る可能性も。
また、敏感になっている肌は摩擦による刺激にも注意が必要です。汗をかいた体や顔をタオルでゴシゴシと拭うのもトラブルのもとになります。
清涼感を求めて制汗剤を使うのもNG。制汗剤の成分に過剰に反応して、脱毛時にやけどの原因になったり、逆に毛穴に入り込むことで脱毛の反応が分かりにくくなったりします。
いつもは問題なく使えていたとしても、肌が弱っているときに使用すれば、湿疹やかゆみが出てしまうこともあるのです。
セルフ脱毛後はいつから運動できる?
脱毛後にどれくらい時間を空ければ運動していいかは、肌の状態や体質にもよるので一概には言い切れません。しかし、脱毛サロンでは24時間を目安としているところが多いようです。
普段から汗をかくだけで肌が赤くなったり炎症が起きたりするお客様にはもう少し長めに注意してもらうといいでしょう。
お客様に安全に使用してもらうことが最も大切です。
脱毛メニューの導入の際には、事前に使用上の注意事項やお願い、同意書などの準備を行うのが必須でしょう。
セルフ脱毛前にはジムを利用してもいい?
一般的には、脱毛の後だけではなく脱毛の前にも運動することは控えたほうが良いといわれています。脱毛施術を行った後に体に熱がこもるということは既にお伝えしましたが、脱毛前の運動も体温が上がるため、施術後の肌トラブルを引き起こしやすくなります。
脱毛前の運動を控えるということは特に施術後の肌へのダメージが大きい医療脱毛クリニックに通う際の注意点として挙げられますが、セルフ脱毛で用いられるサロン用向けの脱毛機でも同様に控えたほうが良いといえます。
脱毛機使用に関する注意点
スポーツジムに脱毛機を導入するにあたっては、お客様に以下の注意点を伝えておくようにしましょう。
- 脱毛機の使用後は冷却する
- 脱毛機の使用後はしっかりと保湿する
- 日焼け対策を行う
脱毛機の使用後は冷却する
脱毛後の肌は熱を帯びることがあり、それが赤みや炎症を引き起こすことがあります。症状が激しい場合は、冷たいタオルを使ってゆっくりと患部を冷却することをお伝えしましょう。
ただし、保冷剤や氷を肌に直接当てるのは避けるべきです。肌に刺激を与える可能性があるだけでなく、脱毛効果が低下することもあります。また、冷却は適度に行うことが好ましいです。極度に冷やしすぎると肌に不必要なストレスを与えてしまいます。
脱毛機の使用後はしっかりと保湿する
脱毛後の肌は非常に敏感なため、入念なケアが必要です。クリームやローションを用いて保湿することで、炎症を引き起こすリスクを低減できます。
さらに処理時の痛みを軽減する効果もあります。痛みが気になる方は、保湿ケアを特に丁寧に行うようにお伝えしましょう。
また、肌が敏感な方や荒れやすい方は、香料やアルコールの含まれていない低刺激性の保湿剤を選び、肌への負担を最小限に抑えることが重要です。
日焼け対策を行う
脱毛後の肌は、細かな紫外線にさえ反応して炎症を起こす可能性があります。この炎症が原因で脱毛施術が適用できなくなることもあるため、紫外線防止策は必須です。日傘を利用するなど、日焼け対策はきちんと行いましょう。
脱毛後の運動以外のNG行為は?
- 飲酒
- 日焼け
- 入浴
- サウナ
- マッサージ
スポーツジムでの脱毛機の使用後は、運動のほかにも上記のような行為は控えたほうが良いとされています。張り紙を展開するなどして、こちらも併せてお客様に周知しておくと良いでしょう。
スポーツジムへの導入はCLEAR/SP-Jがおすすめ
弊社で販売している「CLEAR/SP-J(クリアエスピージェイ)」は、スポーツジムにもおすすめです。
最新のTHRモード搭載
従来の脱毛方法「SHR」の弱点を克服した最新の「THR」モードを搭載しています。連射しても照射パワーが衰えない「抜ける光」を実現しました。これにより、同じ箇所を往復させる必要が無く、施術スピードが格段にアップします。
冷却機能で痛み軽減
脱毛と言えば「痛い」というイメージがある人も多いはず。この痛みは、照射面の温度に深く関係しています。
従来の機種の場合、照射面の温度は20℃程度であることに対し、CLEAR/SP-efは常に1℃以下をキープ。最低照射面温度は-15.6度まで下がり、痛みを感じやすいと言われるヒゲ脱毛などの痛みも軽減します。
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もしもの急なトラブルにもスピーディーに対応いたします。
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