ここ数年で脱毛の需要はますます高まっていますが、近頃は脱毛メニューを導入する美容院・美容室も増加しています。
美容院と脱毛はあまり関連性がないように思えますが、実は非常に相性が良く、脱毛メニューを取り入れることで、売上が伸びた事例も多いです。
今回のコラムでは、美容院で脱毛メニューを取り入れるメリットや、導入費用について解説していきます。
美容院の市場は飽和状態にある
現在、全国に美容院は25万軒以上あり、コンビニの4倍以上にまで上ります。
市場は完全に飽和状態にあり、開業してからわずか数年で廃業に追い込まれる美容院も後を絶ちません。
そのような状況下で長く経営していくには、他店との差別化を図る必要があり、その対策の一つとして、脱毛メニューの導入が挙げられます。
美容院で脱毛メニューを導入するメリット
美容院で脱毛メニューを導入することは、他店と差別化できること以外にも、以下のようなメリットがあります。
- 脱毛需要はまだまだ高まる
- 顧客単価がアップする
- 美容院と脱毛の相性が良い
- アシスタントでも施術が可能
- 大手脱毛サロンの不満をカバーできる
脱毛需要はまだまだ高まる
成人女性にとってはもはや当たり前とも言える脱毛ですが、男性専用のメンズ脱毛サロンも年々増加しています。
近年は、子どもや中年層にとっても脱毛の需要は高まりつつあり、顧客層もどんどん拡大しています。
そのような背景もあり、脱毛以外のエステサロンや美容院でも、脱毛メニューを導入するケースは多く、冒頭でも述べた通り、既に実績を出している美容院もあります。
顧客単価がアップする
脱毛は非常に生産性が高いサービスです。
美容院の場合、60分のカット料金はおよそ4,000円前後ですが、脱毛の場合は、一度の全身脱毛(60~90分)で2万〜3万円ほどが平均的な相場です。
もともとのカットやカラーなどのメニューと一緒に利用してもらうことで、顧客単価は大幅にアップします。
セットメニューであれば、お客さんも「ついでに脱毛できる」という移動や予約の手間を省くメリットを感じさせやすくなります。
美容院と脱毛の相性が良い
脱毛はムダ毛をなくすだけではなく、美肌・美白効果も期待できます。
美容院を利用するお客さまの中には、高い美意識を持つ方も多いため、そのようなメリットに対して、強い魅力を感じてくれる傾向にあります。
部分的な脱毛も人気があり、例えば、後頭部をきれいに見せるためのうなじ脱毛などは、美容院と特に相性が良いです。
アシスタントでも施術が可能
近年の脱毛機は操作性の向上が著しく、扱い自体は決して難しくありません。
安全に脱毛するには専門知識が必要であるため、講習などで一通りの説明を受ける必要はありますが、基本的な脱毛であれば、誰でも行うことが可能です。
まだカットなどができないアシスタントスタッフに施術を任せることで、美容院の生産性が高まります。
大手脱毛サロンの不満をカバーできる
大手脱毛サロンでよくあるお悩みが、予約が全然取れないということ。大手になればなるほど、顧客数が多くなり、次の予約が2カ月、3カ月後になってしまうこともしばしば。
美容院で脱毛メニューを取り入れる場合は、大手サロンほど脱毛メニューを利用する人が多くなく予約が取りやすい場合が多いです。髪をカットするのと同じ周期・タイミングで脱毛をすることができるため、お客様の移動の手間や時間の短縮など、不満を少なく脱毛施術を受けることが可能になります。
美容院で脱毛する利用者のメリット・デメリットは?
ここまでは、経営・運営する側の視点から、美容院に脱毛メニューを導入するメリットについて解説してきましたが、ここからは利用者側のメリットを解説していきます。
メリット:ヘアカットのついでに脱毛できる
美容院で脱毛をすることの最大のメリットが、ヘアカットのついでに脱毛をすることができる点です。うなじの脱毛や男性のヒゲ脱毛は、ヘアカットと合わせて顔全体の印象を決めるため、脱毛とヘアカットは非常に相性に良い施術メニューになります。
美容師にアドバイスを受けながら、適切な脱毛メニューの施術を美容院内で受けれる点は大きなメリットの1つです。
デメリット:全身脱毛等の専門的なメニューは難しい
美容院は、あくまでもヘアカット・ヘアケアのプロであり、脱毛について専門的にサービスを提供しているわけではありません。その為、多くの場合は全身脱毛のような時間や施術スペースが必要になる専門的なメニューは用意していない場合が多いです。
本格的に全身の脱毛が行いたいという要望があるのであれば、脱毛サロンや脱毛クリニックに通うことを検討するべきでしょう。
業務用脱毛機の購入費用はいくら?
脱毛メニューを導入するにあたり、注意しなければいけないことは、業務用脱毛機は非常に高額だということです。
業務用脱毛機の価格相場は100万〜500万円ほどで、機種によって大きく差はあるものの、決して安い買い物ではありません。
せっかく購入しても、脱毛メニューの人気が出なかった時のことを考えると、大きなリスクを負うことになります。
脱毛機の性能や脱毛機メーカーのサポートによりその先の売上が左右されるので、脱毛機は慎重に選ぶ必要があります。
業務用脱毛機のランニングコストはいくら?
脱毛機のランニングコストは、1ショットあたりのコストで考えられることが多いです。
脱毛機を使い続けるには、光源であるランプを定期的に交換する必要があり、機種によって、照射回数の上限と交換費用は異なります。
例えば、照射回数の上限が100万回、交換費用が50万円の場合、1ショットあたりのコストは0.5円になり、それがその脱毛機のランニングコストになります。
脱毛機本体の販売費用が安くても、ランニングコストが高いと、負担が大きくなってしまうため、事前によくチェックしておく必要があります。
美容院で脱毛できる部位は?
脱毛サロンでも美容院でも、脱毛できる部位に違いはありません。
ムラなく脱毛するには、ある程度の技術が必要になりますが、要点を抑えれば、脱毛エステティシャンではなくても、スムーズに脱毛することは可能です。
ただ、美容院で本格的な全身脱毛を行う人はそう多くありません。
腕、脚、ワキ、うなじのように、手軽に脱毛できる部位から提案していくことが望ましいでしょう。
男性にはヒゲ脱毛がおすすめ!
理容室や男性顧客中心の美容院では、メンズ脱毛も高い需要があります。
女性同様、手軽な部位の脱毛から始めることをおすすめしますが、中でも人気なのがヒゲ脱毛です。
男性の身体の中でもヒゲは特に毛が濃い部位の一つであり、毎朝のヒゲ剃りの手間に悩まされている方は非常に多いです。
脱毛サロンでも高い人気を誇る部位である上、施術時間がおよそ15~30分という手軽さも魅力です。
業務用脱毛機以外に必要なものは?
美容院で脱毛を行うには、脱毛機以外に、個室と施術用ベッドがあることが望ましいです。
業務用脱毛機を使用する際は、光と音が発生します。
そのため、他のお客さまがいるスペースで脱毛すると、どうしても迷惑がかかってしまいます。
脱毛用の個室を用意し、施術用のベッドを1台導入することをおすすめします。
CLEAR/SP-efは美容院にもおすすめ!
弊社が販売している業務用脱毛機「CLEAR/SP-ef(クリアエスピーエフ)」は美容院の脱毛におすすめです。
以下のように多くの特徴があるため、脱毛機の購入・レンタルの際にはぜひご検討ください。
最新のTHRモードを搭載
サロン用の業務用脱毛機に採用されている光脱毛にはいくつか種類がありますが、CLEAR/SP-efは最新の「THRモード」を搭載しています。
- 様々な体毛に対応した光
- 連射機能による施術時間の短縮
- 安定した出力
- ランニングコストが安い(1ショット=0.18円)
THRモードにはこのように多くのメリットがあり、幅広い性別・年齢のお客さまに対応しています。
-15.6℃の冷却機能
脱毛機を使用するうちに、照射面には徐々に熱が蓄積されていき、温度が高ければ高いほど、感じる刺激は強くなります。
従来の機種の場合、照射面の温度は20℃程度であることに対し、CLEAR/SP-efは常に1℃以下をキープ。
最低温度は-15.6℃まで下がり、お客さまにかかる負担を軽減します。
信頼性の高い国内生産
CLEAR/SP-efは国内の生産工場で1台1台丁寧に組み立てており、他社製品と比較し、高い耐久性を誇ります。
海外から部品を取り寄せる必要がないので、修理や点検も素早く行うことができます。
また、サポートスタッフとエンジニアの距離が近いため、トラブルが発生した時にもスムーズに対応することが可能です。
無料出張デモは全国対応!
冒頭でも述べた通り、美容院の市場は既に飽和状態にあり、他店との差別化を図ることが非常に重要です。
その取り組みの一つとして、脱毛メニューを導入することは有効であり、既に結果を出している美容院も多いです。
弊社では無料出張デモも受付けております。
全国のどこにでもお伺いするので、もし興味を持っていただけた場合は、お問い合わせフォームからご連絡ください。