脱毛 2022年01月09日

脱毛サロンの離職率は〇〇%!辞める理由と解決策は?

「脱毛サロンは離職率が高い」ということを耳にしたことがあるでしょうか?

一般的にBtoCの業種は離職率が高い傾向にありますが、実は脱毛サロンも含めた美容業界もその傾向があります。

そこでこの記事では、なぜ脱毛サロンの離職率が高いのか、離職率を下げるにはどうすればいいのか、ということについて解説していきます。

脱毛サロンの離職率は50%以上

早速脱毛サロンの離職率について解説していくと、脱毛サロンに勤め始めたスタッフが3年以内に退職してしまう確率は50%以上。

あくまで平均値ではありますが、実に半分以上のスタッフが辞めてしまうということになります。

それに加えて、脱毛業界はもともとスタッフの平均年齢が若いということもあるので、大手チェーン店などでは、勤続年数が3年を超えるスタッフはベテランとして認識されることも少なくないようです。

脱毛サロンを辞めたいと思う理由は?

脱毛サロンを辞めたいと思う理由は

女性スタッフだけでなく男性スタッフに関しても、お客さまにきれいになってもらう、満足してもらうということにやりがいを感じることは多いですが、なぜ辞めてしまうのでしょうか。主な理由をいくつか紹介します。

職場の人間関係

まず挙げられる退職理由は人間関係

これは脱毛サロンに限らず、どこの業界・企業でも多いです。

しかし、脱毛サロンは女性スタッフの割合が多く、職場のスタッフ全員が女性ということも珍しくありません。

それもあってか、職場の中で派閥ができてしまったり、陰湿ないじめが発生したりと、徐々に精神的に負荷を感じ、退職に追い込まれてしまうことがあります。

勤務時間が長い、休日が少ない

脱毛サロンのようなサービス業は、どうしても勤務時間が長くなりがちです。
営業時間はもちろん、その前後の開店・閉店作業、それに加えて事務作業や雑務もこなす必要が出てくると、拘束時間はかなりの長さになるでしょう。

また、休日も少ない傾向にあります。

離職率の高さから人手不足に陥っている脱毛サロンも多いですが、そうなると限られたスタッフでシフトを回さなければならず、勤務日数が増え、不満の声も上がりやすくなります。

体力的な疲労

脱毛サロンの業務内容は意外にハードなもの。

カウンセリングや施術の際は非常に神経を使いますし、スケジュールが詰まっているとずっとバタバタして、常に立ちっぱなしということも少なくありません。

そういった理由からかなりの体力を消費する職業ですが、休める時間が少ないため、疲労はどんどん溜まっていきます。

精神的だけではなく身体的にも疲労し、限界を迎えてしまう人も少なくありません。

ノルマが厳しい

大手チェーン店などでは、スタッフに営業ノルマを課している場合も多いです。

セットプランやコースの契約をどれだけ交わしたか、何回施術したかなど、評価項目やノルマの基準はそれぞれ異なりますが、中にはその基準が厳しい企業もあり、悪質な場合は未達成分が給料から差し引かれることもあります。

給料・賃金が少ない

シンプルに給料・賃金が少ないという理由で退職することも多いです。

平均年齢が若いということもあるのですが、脱毛サロンスタッフの収入はあまり高くなく、長い労働時間に釣り合っていないと感じられる場合が多いです。

また、経験や資格の有無、営業成績によってそれなりに金額が変わるという面もあります。

ただ長く勤めているだけで昇進していくことは少ないため、人によっては徐々にモチベーションが下がってしまいます。

クレームやトラブルによるストレス

最後の退職理由は、お客さまからのクレームや、トラブルが起きたことによるストレスです。

  • 何回も施術したのに効果がない
  • 予約が全然取れない
  • やけどを負った

など、脱毛サロンでは様々な種類のクレームやトラブルが発生します。

サロン側が悪いこともあれば、お客さま側が悪いこともありますが、どちらにせよ、そのうちの多くは即座に解決できるものではありません。

そのためクレームを受けたスタッフとしてはひたすら謝ることしかできず、その度にどんどんストレスが溜まっていきます。

離職率を下げる方法は?

離職率を下げる方法は

脱毛サロンを辞めてしまう主な理由は以上の通り。では一体どうやって離職率を下げればいいのか、解決方法を紹介します。

スタッフの精神状態を把握する

基本的なことですが、まずはスタッフの精神状態を常に把握しておくことが大切です。
何か不安や不満はないか、言いたいのに言えていないことはないか、定期的にヒアリングして、もしSOSサインを出しているスタッフがいたらすぐ気づいてあげられるように、常に気を配っておきましょう。

評価基準を明確にする

「自分のスキルが正当に評価されていない」という不満を抱えているスタッフは少なくありません。
もし本当に正しい評価ができていないと、「転職した方が給料が上がるかも」という考えに繋がります。

ただ、ノルマを設けること自体は悪いことではないので、どのくらいの業績を上げればどのくらいの対価を得られるのか、その基準を明確にしておくことで、経営者側も公平な評価ができますし、スタッフの目標にも繋がります。

福利厚生を充実させる

福利厚生も従業員のモチベーションを上げることに繋がります。
例えば手当を増やしたり、定期的に懇親会を開催したりというのは既に珍しくありませんが、脱毛機を無料で使い放題という脱毛サロンならではの制度もあります。

あまりに経費をかけすぎると本末転倒になってしまいますが、わかりやすい形でスタッフに売上を還元するのは有効な手段です。

教育システムを充実させることが大切

スタッフの離職率を下げるためにできることは数多くありますが、結局のところはその職場を好きになってもらわなければいけません。
そのためには上記した項目も大切ですが、意外に大きな影響を与えるのが教育システムです。

教育を通して、ただ仕事を覚えるだけでなく、サロンのコンセプトや事業方針などを理解し、愛着を持ってもらうことができます。
先輩と後輩が頻繁にコミュニケーションを取ることで、人間関係も徐々に構築されていくでしょう。

脱毛サロンやエステサロンの教育について、こちらのサイトでより詳しく解説しています。株式会社NBSが長年のサロン事業で培ったノウハウをもとに、役立つ情報をたくさん発信しているので、人事や教育に限らず、サロン運営に悩みを抱くオーナー様はぜひチェックしてみてください。

じっくり時間をかけて優秀な人材を育てよう

じっくり時間をかけて優秀な人材を育てよう

脱毛サロンの離職率や辞めてしまう理由について解説してきましたが、いかがでしたでしょうか。

確かに業界全体で見れば離職率は高く、何年も続く人は珍しいかもしれませんが、脱毛は専門的な技術や知識が必要な職業です。
せっかく入社してくれたスタッフなので、焦らずじっくりと時間をかけて、優秀な人材に育てましょう。

総合美容機器メーカーNBSでは、さまざまなポジションで活躍してくださるメンバーを募集しております。ご興味があるかたは、ぜひ採用ページをご覧ください。

この記事の執筆者

NBS

NBS編集部

株式会社NBSは創業以来、日本全国の約1,500店舗のエステサロンや美容室に脱毛機を導入し、約3,000店舗のサロンと商品取引を行ってきた美容総合メーカーです。特に脱毛機においては業界のリーディングカンパニーとして数多くの商品を開発してきました。本サイトでは、美容サロンに関するこれまでの豊富な知識と経験を活かし、サロンオーナーの皆様に役立つ情報発信を行ってまいります。

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