ビジネス 2020年09月20日

感染・濃厚接触をさける脱毛サロンの取り組み

2019年中国の武漢から発生した新型コロナウイルスは、2020年9月現在、日本で感染者数が8万人に迫っていますが、8月上旬の第2派は収束しつつある状態です。
エステ・脱毛業界では2020年5月に「エステサロンにおける新型コロナウイルス対応ガイドライン」が策定され公開されています。
今回は、現在エステサロン・脱毛サロンで実践されている感染予防の取り組みをご紹介します。

店舗側の取り組み

新型コロナウイルスは一般的に、飛沫感染、接触感染で感染します。
これらを予防するために主に以下の取り組みを店舗側では実践されています。

  • サロン入口での消毒剤の配置と入店者へ使用を促すことを徹底する
  • サロン内で身体が触れる箇所は、来店毎か1時間に1度の頻度で消毒する
  • 接客時やカウンセリング時は、対面にならないようにするか距離を保つか、パーテーションを組むなどの工夫を行う
  • 施術で使用する用品の衛生措置は徹底して行う
  • 施術者はマスクを装着する
  • 施術室やサロン内の換気を1~2時間毎に行う
  • サロンスタッフの体温・体調管理の徹底

お客様向けの取り組み

  • 風邪の症状や37.5度以上の熱がある、その他体調が優れない方の入店は原則お断りする
  • 過去14日以内に政府が入国制限、入国後の観察期間を必要とされている国・地域への渡航や渡航者との濃厚接触がある場合は入店をお断りする
  • 入店時の消毒に協力いただく

※ここまで掲載した内容は、ガイドラインに掲載されている内容の一部です。
詳しくは、特定非営利活動法人 日本エステティック機構・一般社団法人 日本エステティック振興協議会のガイドラインファイルをご参照ください。

情報発信

新型コロナウイルスについては、2020年9月現在も不確定要素も多くいつ収束するかもわからず、サロン利用者は不安を常に抱えている状態です。
サロン側ができることの一つとしては、ホームページやSNSなどで上記店舗での取り組みや営業時間の短縮など店舗の状況をなるべく頻繁に発信するようにしましょう。
営業時間が変更になる場合は、検索結果に表示されるGoogleマップの情報や、サロンが紹介されている第三者のサイトなども確認して正しい数値が掲載されるようにしましょう。

出口戦略はアフターコロナからウィズコロナへ

エステサロン・脱毛サロンを運営するにあたり、コロナウイルスの収束まで耐える戦略から、現状のまま社会活動をしていくウィズコロナへ切り替える必要があります。
今回紹介したコロナウイルスへの取り組みは、一時的なものでなく今後も継続していくことを前提に、サロン内の設備や業務フローを整えていくようにしましょう。

この記事の執筆者

NBS

NBS編集部

株式会社NBSは創業以来、日本全国の約1,500店舗のエステサロンや美容室に脱毛機を導入し、約3,000店舗のサロンと商品取引を行ってきた美容総合メーカーです。特に脱毛機においては業界のリーディングカンパニーとして数多くの商品を開発してきました。本サイトでは、美容サロンに関するこれまでの豊富な知識と経験を活かし、サロンオーナーの皆様に役立つ情報発信を行ってまいります。

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