ビジネス 2020年09月15日

2020年有名人が参入する脱毛市場

元NEWSの手越祐也さんが、脱毛サロン「TEGOSHI BEAUTY SALON」のオープンをYoutubeチャンネルで発表しニュースになりました。
店舗は2020年10月にオープン予定で進めているそうです。
また、昨年には元ホストで実業家に転じたローランドさんも脱毛サロンをオープンして話題になりました。
なぜ今、脱毛ビジネスに参入するのか脱毛市場の現状や将来性についてお伝えします。

エステ市場の現状

脱毛を含むエステ市場の規模は2019年、前年度比0.3%増の3,599億円になっています。
ただし、脱毛市場は脱毛の若年齢化、中高年の介護脱毛といった新たなニーズが喚起されているほか、メンズ脱毛の一般化が進み今後も全体の市場規模大きく伸びることが予想されています。
手越さんやローランドさんのエステサロンも、男性特化、または一部男性向けの脱毛サロンとして運営していくようで、今後の脱毛市場規模の伸びに合わせる戦略を取っていることがわかります。

脱毛業界の世界市場と地域別の概要まとめ

海外の脱毛事情もめまぐるしく変わってきています。
身近に海外在住のご友人などがいらっしゃれば、現在の現地の傾向を聞いてみるのも面白いでしょう。
たとえば最近、光脱毛を行う人が増えてきた!と耳にしてよく調べてみると日本の脱毛サロンが海外進出していたということもあるかもしれません。

下記より、世界の脱毛市場の動向をまとめてみました。

アメリカ

北米エリアは、衛生的にVIO・ワキは施術するのが当たり前という認識のようです。
ワックス脱毛が主流ですが、近年はニードル脱毛も人気を集めています。
日本ではかなり高額なニードル脱毛もアメリカではかなりリーズナブルにできることも関係しているのではないでしょうか?
アジア系の方はレーザー脱毛を選ぶ方も多いと言われています。

移民が多いエリアでもあるため、
各人の用途に合わせた脱毛を行っているようです。
様々な種類の脱毛を目の当たりすることができます。

オーストラリア

面積が広く自然の多いオーストラリアは国のイメージ通り、脱毛に対しての意識もおおらかのようです。常識という認識はさほど強くありません。しかし近年は脱毛している女性が増加傾向にあります。主にVIO脱毛(ハイジニーナ)が人気を集めているのはやはり暖かく、ビーチに囲まれているからでしょうか?

ヨーロッパ

一括りにヨーロッパと言っても、国よって脱毛に対する意識は大きく異なります。脱毛に対する意識がおおらかなフランスに対し、イギリスは脱毛意識が高く、女性の場合はかなりの割合で脱毛を行っているようです。永久脱毛も視野に入れる方も見受けられることも。ワックス脱毛が主流とされていますがレーザー脱毛も人気を集めています。

アジア

ヨーロッパ同様、アジアも国によって脱毛意識が異なります。韓国や台湾など、距離的にも日本に近い国は脱毛意識も近い傾向にあります。
中国・香港は近年、脱毛意識が高まってきたと言われています。日本の脱毛サロンがどんどん進出しているのも大きな要因ではないでしょうか?
それに伴い、各脱毛機メーカーのシェアも高いものになっています。

また、フィリピンやタイなどの東南アジア諸国においても、
女性を中心に脱毛を行う文化が常識になりつつあります。

中東

宗教によって、食べ物や着るものが制限されている中東エリアでは、
アンダーヘアを中心に脱毛を行っている方が多いようです。

富裕層が集まるドバイでは、
高いお金を掛けてレーザー脱毛で永久脱毛を行う方が多く、
国をまたいで脱毛を行う方もいます。

南米

ブラジルやコロンビアなどの南米エリアでは、
ブラジリアンワックス発祥の地でもあるため、
ワックス脱毛が盛んな地域です。
脱毛機を使用する文化は北米やアジアよりも浸透していませんが、
ムダ毛処理は常識となっているようです。

アフリカ

チュニジアやモロッコなどのアフリカにおいても、
ムダ毛のケアはしっかりされています。
脱毛サロンというものはなく、美容室で脱毛もできるみたいです。
ヘアカットと併せて脱毛ができます。

男性の脱毛も当たり前の世の中に

男性向けの脱毛需要は、今後若年層が牽引していくことが想定されます。
特に現在10代の男性は脱毛意識が高く、除毛クリームで自己処理するなど行動に移しています。全国の消費生活センターに寄せられた10代男性相談では、初めて脱毛剤に関する内容が最多になるなど、脱毛意識が一般的になっていることが伺えます。
脱毛サロン開業者にとっては、脱毛サロンの利用者数は増加傾向にあるため、
大きなビジネスチャンスになると言えるでしょう。

メンズ脱毛に対応する

脱毛サロンが主流ではなかった時には、施術料金の相場が高いものでしたが、
大手脱毛サロンから個人運営の脱毛サロンの店舗が増えたことにより、
熾烈な価格競争が目立ちます。

女性向けの脱毛市場は微増しているものの、既存の市場を取り合っている状態になっています。ただし市場規模自体が大きいことは変わりないので、脱毛サロン自体は運営の工夫・改善を継続して行うことで選ばれ続けるサロンで居続けることはできます。
そのうえで、メンズ脱毛はこれから伸びる市場なため、男性向けメニューの新設やメンズ脱毛サロンの開業、業態変更を検討しましょう。
脱毛市場全体としては、医療脱毛も台頭してきているため光脱毛の需要変化は常にチェックして対応できるようにしておきましょう。

メンズ脱毛に対応する業務用脱毛機

有名人も意識して参入しているメンズ脱毛市場。今現在使用している機種がメンズモードを搭載していない場合は、次機種を検討する際に「メンズ脱毛」に対応しているか確認するようにしましょう。
総合美容機器メーカー株式会社NBSでは、メンズモード搭載の業務用脱毛機CLEAR/SP-ef#を製造、販売しております。

メンズ・ジュニアモード搭載の業務用脱毛機CLEAR/SP-efはこちらをご覧ください。

この記事の執筆者

NBS

NBS編集部

株式会社NBSは創業以来、日本全国の約1,500店舗のエステサロンや美容室に脱毛機を導入し、約3,000店舗のサロンと商品取引を行ってきた美容総合メーカーです。特に脱毛機においては業界のリーディングカンパニーとして数多くの商品を開発してきました。本サイトでは、美容サロンに関するこれまでの豊富な知識と経験を活かし、サロンオーナーの皆様に役立つ情報発信を行ってまいります。

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