脱毛の歴史は古く、有史以前から脱毛が行われていたと言われています。
今回は業務用脱毛機の歴史と進化、そして弊社が販売してきた業務用脱毛機、CLEAR/SPシリーズの性能・価格をご紹介します。
脱毛機の歴史
1875年 電気分解脱毛法の発見
アメリカの眼科医チャールズ・ E・ミッチェル医師により、逆さまつ毛の治療法として、発毛組織に直流電流を用いて、永久的に除去する方法が考案されました。顔などのむだ毛の処理に応用することに試みましたが、処理時間がかかり過ぎました。
1916年 電気分解脱毛法の歴史
アメリカのポール N.クリー氏が、マルチプルプローブ電気分解脱毛機を発売。電気脱毛士のトレーニングも行い、一般の人々に対する電気脱毛市場の拡大に貢献しました。これにより電気脱毛は医師から一般の脱毛士へと広まりました。
1924年 高周波脱毛法の歴史
フランスの医師アンリ ボルディエ医師により高周波脱毛法が発表されました。1940年代半ば、機器の確実性と安全性が増し、高周波法の普及が進みました。高周波の加熱作用によって、電気脱毛に比べて処理時間が早いというメリットがありました。
1945年 ブレンド脱毛法の誕生
アメリカの電気脱毛技術者ヘンリー E.St.ピエール氏とエンジニアのアーサー R.ヒンケル氏の共同開発により、電気分解脱毛法と高周波脱毛法を組み合わせたブレンド脱毛法が生まれ、1948年に特許登録されました。
1972年 ブレンド脱毛器の日本での広がり
日本に電気脱毛機（ブレンド脱毛機、ニードル）が輸入されました。エステティックにおいても電気脱毛技術者による施術が行われるようになりました。市場の広がりに伴い国内でも脱毛器の開発・製造がされ、日本人の肌質や毛質、用途に合わせてブレンド脱毛とフラッシュ脱毛(高周波脱毛)のテクニックの使い分けができる多機能型の脱毛機も市場に出ました。
1983年レーザー脱毛の歴史と日本での広がり
アメリカ ハーバード大学のロックス アンダーソン博士が「選択的光熱融解理論」を発表。レーザーの波長・照射時間を最適化することで、周りの組織には影響与えず、特定の組織のみを選択的に反応させることを可能にしました。これを機に、レーザー脱毛の研究も発展、1997年日本にもレーザー脱毛機が輸入されました。2001年、レーザー光線又はその他の強力なエネルギーを有する光線を根毛部分に照射し、毛乳頭等を破壊する行為は医師でなければ出来ない行為として厚生労働省から通知が出されました。
2000年代 光脱毛の普及
日本のエステティック業界では、医療用レーザー脱毛とは違う出力の弱い、いわゆる美容ライト脱毛／光脱毛が開発されました。脱毛市場が拡大、光脱毛が普及しました。
2020年 さらに進化した業務用脱毛機
今や、お客様にとっても効果が出ることは当たり前。痛みや予約のとりやすさ、口コミなどお客様の要望は様々です。お客様のニーズに応える業務用脱毛機を導入することが大切となります。
総合美容機器メーカーNBSでは、各時代のニーズに合わせ、業務用脱毛機も目まぐるしく変化を遂げています。歴代CLEAR/SPシリーズの特徴と価格を見てみましょう。
CLEAR/SPシリーズの歴史
CLEAR/SP
- 用途：脱毛・光フェイシャル
- 照射間隔：5秒間に1ショット
- ランプ：20万ショット19万円(脱毛)63ショット20万円(フェイシャル)
CLEAR/SPシリーズの初代となる業務用脱毛機です。
50層の特殊フィルター、特許取得済みの冷却装置、日本人の肌に合った波長の光を発するキセノンランプなど、すべてのパーツ・システムを日本国内で開発いたしました。
CLEAR/SPⅡ
- 用途：脱毛
- 照射間隔：3秒間に1ショット
- ランプ：15万ショット30万円
水冷・空冷のＷ冷却機能と業界最大級の照射面積を搭載し、施術にかかる時間を大幅に削減することを可能にしたCLEAR/SPシリーズ2代目。
初代CLEAR/SPよりも高出力であるため、脇や男性のヒゲといった部位にも高い効果を発揮します。
CLEAR/SP ADVANCE
- 用途：脱毛・光フェイシャル
- 照射間隔：1.8秒間に1ショット
- ランプ：15万ショット15万円
サロンオーナー様とお客様の声を反映し、さらに進化を遂げたCLEAR/SPシリーズ3代目となる業務用脱毛機です。
最も特徴的な機能は光フェイシャル。
従来のCLEAR/SPシリーズよりも高出力の光を採用することで、より効果的な造顔フェイシャルの施術を可能にしました。
CLEAR/SP-α
- 用途：脱毛・光フェイシャル
- 照射間隔：1秒間に2～10連射
- ランプ：100万ショット15万円
CLEAR/SPシリーズ初の連射式業務用脱毛機。最大で1秒間に10連射、最速で全身脱毛の施術を完了することが可能です。
また、照射面を-4℃に凍らせる『氷結脱毛』を導入することで脱毛に伴う痛みを最小限に抑えることができます。
CLEAR/SP-ef
- 用途：脱毛・光フェイシャル・バストアップ・赤ら顔・ニキビ・シミ
- 照射間隔：1秒間に6連射
- ランプ：100万ショット18万8千円
最新技術・THR方式を採用した卓上型の業務用脱毛機。
肌内部まで浸透しやすく脱毛に適した波長の光で、従来の光脱毛では抜けにくかった産毛や男性のヒゲにも確かな効果を発揮します。
連射の後半になるにつれて徐々に出力が落ちるということもないため、往復照射も必要ありません。
CLEAR/SP-ef#
- 用途：脱毛・光フェイシャル・バストアップ・赤ら顔・ニキビ・シミ
- 照射間隔：1秒間に6連射
- ランプ：100万ショット18万8千円
CLEAR/SP -efに改良を加えたCLEAR/SPシリーズの最新機です(2021年1月現在)。
連射式でも高い脱毛効果が衰えないことに加え、子ども脱毛専用・メンズ脱毛専用モードがオプションとして選択できます。
これにより、今まで以上に素早い施術と高い脱毛効果、さらに幅広いニーズに応える脱毛が可能になりました。
まとめ
シリーズ最新型のCLEAR/SP-ef#は、総合美容機器メーカーNBSが15年にわたって開発・改良を重ねて生まれた業務用脱毛機です。
お客様にご満足いただける脱毛効果だけでなく、サロンオーナー様へのサポートも充実しております。
導入をご検討中のサロンオーナー様はぜひこちらもご確認ください。
https://www.csp-ef.jp
