ビジネス 2020年05月10日

エステサロンの市場規模と伸びている脱毛カテゴリ

売上高グラフ
トレンドや景気の影響を顕著に受けやすく、顧客の争奪戦も激しい美容業界。
だからこそ、ブームや一時的な売り上げの拡大も作りやすく、うまく業界動向を掴むことが成功のカギになります。

また、少子高齢化・人口減少に伴い、新たな脱毛カテゴリにも大きな注目が集まっています。
現在のエステティックサロン市場規模や傾向を捉え、自サロンの経営に生かしていきましょう。

エステサロン全体の市場規模

2019年度エステティックサロン市場規模は、事業者売上高ベースで3,602億円、前年度比100.3%の微増推移を見込んでいます。

2020年の予測推移もほぼ横這いとなり、これは“女性脱毛”が十分に周知されていることと、脱毛カテゴリとターゲットの拡大が必要となることが考えられます。徐々に注目されている、子ども脱毛やメンズ脱毛、介護脱毛への周知をさらに行うことで、販路や売り上げの上昇が見込めます。

参考:矢野経済研究所:エステティックサロンマーケティング総鑑2019

様々な業種での業務用脱毛機の導入

美容室・理容室

コンビニよりも多いと言われている美容室・理容室は、年々顧客の取り合いが激しくなっています。
大手サロンは、エステやネイルなどトータルビューティーを提供するサロンが多く、客単価を上げるための独自メニューを展開しています。
業務用脱毛機の導入により、新規顧客のリピーター化が可能になったりと、一人当たりの単価の上昇が予測されます。

また、老若男女が通う美容室・理容室への導入で、子ども脱毛・メンズ脱毛・介護脱毛というターゲットに周知も行えます。
もみあげやヒゲのカットを行う、美容室や理容室も多いはず。業務用脱毛機をプラスすることで、すぐにひげやもみあげが伸びていたことが悩みだったお客様の満足度も高めることができます。

セルフ美容サロン

大手エステサロンで使う最新のマシンを使って、自分でケアするセルフエステサロン。
月額で通い放題、時間内はマシン使い放題というプランが主流です。人件費がかからず定額のため、若年層でも通いやすい価格になっており、年々数が増えています。
美意識の高い女性にとって脱毛を行うことの抵抗感はほぼありません。
ボディメイクのみではなく、脱毛器をプラスすることで、若年層へのアプローチと他のサロンとの差別化を図りましょう。

ネイルサロン

ネイルを行うお客様は、爪だけではなく手足の細部までの美しさにこだわるお客様が多いです。
また増え続けるネイルサロンは、値崩れや顧客の取り合いが続いています。
そこで、業務用脱毛機を導入することで、新たなサービスメニューを提供することが可能になります。また一人当たりの単価アップにつながることで、売り上げの増加も望めます。

注目を集める新たな脱毛カテゴリ

知名度を獲得しつつある子ども脱毛

2017年ごろから徐々に話題になり、専用の脱毛プランを提供するサロンも増えてきた「子ども脱毛」。
今では子ども脱毛専門のサロンまで存在します。
なぜ子ども脱毛はそれほどに人気を集めているのでしょうか?

母親が脱毛サロンに好意的

子ども脱毛に人気が集まる理由として大きいのがこちら。
現在、子どもを持つ母親世代にとって脱毛サロンはかなり身近な存在です。
自分自身もムダ毛に悩んで脱毛サロンに通ったという経験をもつ母親も多く、効果やリスクについて理解があるため脱毛サロンに子供を通わせることにも抵抗をもたない方が多いです。

子どもの活動の多様化

学校の授業に加えて、水泳やバレエ、ダンスといった習いごとをしている子どもは特に肌を露出する機会が多く、ムダ毛を気にする傾向にあります。
また、海外留学する子供が増えていることもひとつの理由。海外ではムダ毛処理をすることが当たり前となっているため、留学を機に脱毛させるという親御さんも多いです。

外出自粛も子ども脱毛人気の理由?

2020年4月、新型コロナウイルス感染症による緊急事態宣言が発令されたことで全国的に外出を自粛する動きが広がりました。
その影響で脱毛サロン自体は営業時間の短縮や休業を余儀なくされる店舗がほとんどとなりましたが、子ども脱毛への注目はむしろ再燃しているといっても過言ではありません。
学校が休校になったことで子どもと過ごす時間が増え、子どもがムダ毛に悩んでいることを知ったという親御さんも増えているようです。

子ども脱毛の人気のパーツは?

子ども脱毛では、【全身脱毛】よりも気になるパーツだけ脱毛する【部分脱毛】が選ばれる傾向にあります。
まだ全身の毛が生えそろっていない、出費を抑えて最低限の箇所だけ脱毛させたいというニーズの表れでしょう。

大人と同じくワキ脱毛のニーズも高いですが、顔脱毛も人気のパーツです。
理由としては、眉毛が濃いせいで眉がつながって見えたり、鼻下の毛がヒゲのように目立つことを気にするお子さんが多いことが挙げられます。
また、バレエや新体操などを習っているお子さんの中にはうなじ脱毛を希望される方も。

脱毛サロンに子ども脱毛メニューを導入される際には、全身脱毛プランと合わせて、常に人目にさらされる顔・うなじ、半袖や水着の際に気になる腕や脚・ワキといった部分をカバーする部分脱毛プランを用意するのがおすすめです。

幅広い年齢層への脱毛サービスのアプローチが必要に

その他にも、デリケートゾーンやワキの脱毛などを行い、排泄介護への負担を軽減する“介護脱毛”
専門サロンも多くあるメンズ脱毛など、もはや脱毛は、若い女性のためのものではありません。
老若男女問わずアプローチをすることで新たなビジネスにつなげていきましょう。

まとめ

エステサロンや脱毛サロンはもちろんのことながら、新たな業種への業務用脱毛機の導入、新たな脱毛カテゴリメニューの展開により、差別化・売上高の増加に繋がることが予測されます。

総合美容機器メーカーNBSが開発したCLEAR/SP-ef#は、最新のTHRモードの連射で素早い施術に加え、子ども脱毛に特化した専用モードを備えた業務用脱毛機。

痛みも少なく、美肌効果も期待できるため、様々な業種のお客様にも安心して導入していただいております。どんな肌質・毛質に対しても照射レベルと下げることなく施術が可能で、お子様の産毛から男性の強い太い毛まで、しっかりと効果を発揮するため豊富なメニュー作りも実現可能です。

NBSでは脱毛サロン経営のノウハウを生かしたサポートも可能なので、ぜひ一度お問い合わせください。
https://www.csp-ef.jp

この記事の執筆者

NBS

NBS編集部

株式会社NBSは創業以来、日本全国の約1,500店舗のエステサロンや美容室に脱毛機を導入し、約3,000店舗のサロンと商品取引を行ってきた美容総合メーカーです。特に脱毛機においては業界のリーディングカンパニーとして数多くの商品を開発してきました。本サイトでは、美容サロンに関するこれまでの豊富な知識と経験を活かし、サロンオーナーの皆様に役立つ情報発信を行ってまいります。

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