手先、指先の脱毛施術を受ける際に、ネイルをしていても問題ないか気になっている方は多いのではないでしょうか。ネイル以外にも脱毛の施術ができないケースについて知りたい方は多いでしょう。
本記事では、ネイルをしたままでも脱毛の施術は受けられるかについて詳しく解説します。脱毛ができないケースについても紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
目次
ネイルをしたままでも脱毛は受けられる?
基本的にはネイルをしていても脱毛を受けることは可能です。しかし、施術部位や脱毛方法によっては注意が必要な場合があります。
手や指の脱毛を行う場合は、脱毛サロンによってはネイルを保護するように指示されるかもしれません。その場合はシールやテープでネイルの部分を覆いましょう。ネイルを落とさなくても脱毛を受けることは可能です。
しかし、ジェルネイルやスカルプチュアの場合、脱毛機器の光や熱の影響で変色したり、表面が傷んだりするリスクがあります。特に濃い色やラメ入りのデザインは光を吸収しやすいため注意しなければいけません。もし、脱毛できるか気になる方は、事前に脱毛サロンの無料カウンセリングを利用するのがおすすめです。
脱毛ができないケースとは?
脱毛の施術を受ける上でネイルが問題になるケースは少ないです。しかし、以下に該当する場合は、脱毛を受けられない可能性があります。
それぞれ詳しく解説します。
強い日焼けをしている
脱毛機器を強く日焼けした肌に使用すると、火傷のリスクが高まります。特に、赤みや炎症がある場合は施術を断られることが多いです。もし、日焼けをしている場合は、ある程度肌の色が戻ってから脱毛を利用しましょう。
肌に異常がある
ニキビや炎症、傷、アトピーなどの肌トラブルがあると、施術ができないことがあります。肌の状態によっては医師の診断が必要になる場合もあるため、事前に確認しておくと安心です。
症状が落ち着いていたとしても、脱毛の施術をきっかけに肌トラブルが起きる可能性はあります。そのため、肌が弱い方は事前に医師に脱毛の施術を受けても良いか相談してみましょう。
特定の薬を服用している
抗生物質やホルモン剤、光過敏症を引き起こす薬を服用している場合、脱毛の施術が難しいことがあります。持病の治療で薬を飲んでいる場合は、医師や施術者に相談しましょう。
妊娠中または授乳中
妊娠中や授乳中はホルモンバランスの影響で肌が敏感になりやすく、脱毛の施術を避けた方が良い場合があります。ほとんどの脱毛サロンや脱毛クリニックは、妊娠中の方に対して脱毛の施術を行っていません。
体調がすぐれない
発熱や体調不良のときに脱毛を受けると、肌トラブルが起こりやすくなります。無理に施術を受けるのではなく、体調が回復してから予約を取り直すのがおすすめです。
メイクが残っている
顔脱毛を受ける際、ファンデーションや日焼け止め、コンシーラーなどが肌に残っていると、脱毛機が誤作動を起こす可能性があるため施術ができないことがあります。特にラメやパール入りの化粧品は光を反射しやすいため、注意が必要です。脱毛サロンや脱毛クリニックによっては施術前にクレンジングを行うこともありますが、当日はできるだけすっぴんで行くとスムーズに施術を受けられます。
脱毛の施術を受けた後に気をつけるべきこと
脱毛を受けるのは問題ないと判断されたとしても、肌トラブルが一切起こらないとは限りません。脱毛の施術を受けた後に、気をつけるべきポイントは以下の通りです。
それぞれ詳しく解説します。
強い刺激を避ける
施術後の肌はデリケートなため、強い摩擦や圧力をかけないようにしましょう。ナイロンタオルやスクラブを使った洗浄は避け、できるだけ優しく洗うことが大切です。
また、施術当日はボディクリームや制汗剤の使用を控えなければいけない場合があるため、脱毛サロンや脱毛クリニックの指示に従いましょう。
十分に保湿をする
施術後の肌は乾燥しやすく、乾燥すると肌トラブルが起こりやすくなります。化粧水や乳液、ボディクリームを使ってしっかりと保湿を行い、肌のバリア機能を保つことが大切です。
特にアルコールや香料が強いスキンケア製品は刺激になることがあるため、低刺激のものを選ぶのがおすすめです。
入浴やサウナを控える
脱毛後の肌は熱に敏感になっているため、施術当日は熱いお湯に浸かるのを避け、ぬるめのシャワーで済ませましょう。また、サウナや岩盤浴も体温が上がり、炎症を引き起こす可能性があるため、数日は控えたほうがよいでしょう。
運動や飲酒を控える
施術後に激しい運動をすると、体温の上昇によって肌がほてり、赤みやかゆみが出ることがあります。同様に、飲酒も血行を促進し、肌トラブルの原因になることがあるため、施術当日は控えるようにしましょう。
脱毛ができないと診断されたらどうすれば良い?
脱毛の施術を受ける上で、ネイルが問題になることはほとんどありません。しかし、先ほど紹介した様々な理由で脱毛ができないと診断される可能性はあります。それでも脱毛がしたいとお考えの方もいるでしょう。
もし、脱毛ができないと診断されたら、以下の方法を実践するのがおすすめです。
それぞれ詳しく解説します。
生活習慣やスキンケアを見直す
肌の状態が理由で脱毛を断られた場合、日頃のスキンケアや生活習慣を改善することで、施術を受けられる可能性が高まります。例えば、乾燥が原因で施術を断られた場合は、保湿を徹底することで肌のコンディションを整えることができます。
また、日焼けが問題となる場合は、紫外線対策を徹底し、肌のトーンが落ち着くまで待ちましょう。脱毛が受けられない原因の多くは、生活習慣やスキンケアの見直しで解決します。
医師や専門家に相談する
持病や服用中の薬が理由で脱毛を受けられない場合、医師に相談することが大切です。医師の判断によっては、施術が可能になることもあります。
また、肌トラブルがある場合は皮膚科を受診し、治療を優先することで脱毛が受けられるようになるかもしれません。
別の脱毛方法を検討する
クリニックやサロンの脱毛が難しい場合、家庭用脱毛器や除毛クリームといった別の方法を試すのも選択肢の1つです。特に家庭用脱毛器は、サロンと同様の光脱毛を自宅で行うことができるため、肌の状態やスケジュールに合わせて調整しやすいのがメリットです。
しかし、使用前には肌との相性を確認し、適切な使い方を守ることが重要です。
施術を受けられるサロンやクリニックを探す
サロンやクリニックによっては、肌の状態や体調によって施術の可否が異なる場合があります。1つの施設で断られたとしても、別の施設では施術が可能な場合があるため、複数の脱毛サロンや脱毛クリニックを比較するのもおすすめです。
ネイルをしていても問題なく脱毛の施術は受けられる
脱毛の施術を受ける上でネイルが問題になることはほとんどありません。しかし、肌の状態や服用している薬などが原因で、脱毛ができない可能性は考えられます。もし、脱毛ができないと診断されたら、すぐに医師に相談してどうすれば改善するのかを考えて、治療に向けて行動していきましょう。