脱毛 2025年02月26日

脱毛後に蕁麻疹が起こる原因とは?対処法を徹底解説!

脱毛後に体がかゆくなったり、腫れたりした経験のある方はいませんか。実は脱毛後には蕁麻疹が起こる場合があります。これから脱毛の施術を受けようと考えている方は「なぜ蕁麻疹が起こるのか」「蕁麻疹が起こったらどうすれば良いのか」を知っておくことが大切です。

本記事では、脱毛後に蕁麻疹が起こる原因や対処法について詳しく解説します。

蕁麻疹が起こる原因とは?

蕁麻疹は様々な原因によって発症します。主に考えられる原因は以下の5つです。

それぞれ詳しく解説します。

物理的刺激

蕁麻疹は外部からの刺激によって発症することがあります。例えば、皮膚を掻いたり、強くこすったりすると、蕁麻疹が起こりやすいです。

また、寒暖差による刺激で蕁麻疹が起こる場合もあります。運動や入浴による体温上昇によっても起こる場合があり、発症する頻度や程度は人によって異なります。

薬剤による影響

一部の薬は体内でアレルギー反応を引き起こし、蕁麻疹の原因となることがあります。飲み薬だけではなく、塗り薬も蕁麻疹の原因となる可能性があります。

もし、特定の薬を使用した後に、蕁麻疹が発症することが多いと感じている方は、医療機関でアレルギー物質について調べてもらいましょう。

食物アレルギー

蕁麻疹が起こる最も一般的な原因が食物アレルギーです。食物アレルギーを多く有しているアレルギー体質の方は、わずかな刺激にも敏感に反応しやすく、食事に気を付けていたとしても蕁麻疹を発症する場合があります。

ストレス・自律神経の乱れ

精神的なストレスや疲労が蓄積すると、蕁麻疹が出ることがあります。自律神経のバランスが崩れることでヒスタミンが過剰に分泌されるのが原因です。慢性的なストレスが原因で、繰り返し蕁麻疹が発症するケースもあります。

遺伝

蕁麻疹は遺伝的な要因も関与すると考えられています。家族にアレルギー体質の人がいる場合、同じように蕁麻疹を発症しやすい傾向にあります。

しかし、必ずしもアレルギー体質が遺伝するわけではありません。逆に、家族の中で自分だけが蕁麻疹を発症することもあります。

脱毛後に蕁麻疹が起こるのはなぜ?

脱毛後に蕁麻疹が起こる原因としては主に4つ考えられます。

それぞれの理由について詳しく解説します。

肌への刺激

脱毛の施術では、レーザーや光によって一時的に肌が炎症を起こすことがあります。炎症によって体の免疫システムが過剰に反応すると、ヒスタミンという物質が分泌され、蕁麻疹が発症する場合があります。

体温上昇

脱毛後は体温が一時的に上昇します。体温が上昇すると皮膚の血管が拡張し、ヒスタミンが過剰に分泌されることがあり、蕁麻疹の原因となる場合があります。

乾燥

脱毛後の肌は通常よりも乾燥しやすくなっています。乾燥した肌は外部の刺激に対して敏感になり、わずかな摩擦や温度変化でも蕁麻疹が発生しやすくなります。特に冬場やエアコンの効いた室内に長時間いると、症状が悪化しやすいため注意が必要です。

ジェルやローションの影響

脱毛サロンやクリニックでは、施術の際に冷却ジェルやアフターケア用のローションが使用されることがあります。ジェルやローションに含まれている成分が肌に合わない場合、アレルギー反応が起こり、蕁麻疹が発生することがあります。

蕁麻疹がひどいと脱毛はできない?

蕁麻疹がひどい場合は脱毛の施術を受けられない場合があります。特に慢性的に蕁麻疹を発症しやすい体質の方は、脱毛後にトラブルが起こる可能性が高く、施術を控えた方が良いかもしれません。

しかし、軽度の蕁麻疹であれば施術が可能なケースも多いです。そのため、蕁麻疹の不安がある方は、施術前にスタッフに相談するようにしましょう。

脱毛後の蕁麻疹を防ぐ方法とは?​​

脱毛後の蕁麻疹を防ぐための方法は、主に3つあります。

それぞれ詳しく解説します。

脱毛前には肌の状態を整えておく

脱毛の施術を受ける前に、肌の状態を整えておくことが大切です。乾燥している肌は刺激を受けやすいため、施術の数日前から保湿をしっかり行いましょう。

もし、脱毛当日に肌荒れや炎症が起こっている場合は、無理に施術を受けずに症状が落ち着くのを待ちましょう。

保湿を徹底する

脱毛後は肌の水分が失われやすいため、しっかりと保湿を行うことが重要です。特にセラミドやヒアルロン酸が配合された低刺激の保湿剤を使うと、肌の潤いをキープしやすくなるのでおすすめです。

摩擦や刺激を避ける

施術後の肌はとてもデリケートな状態になっています。刺激を避けるために、締め付けの強い服や化学繊維の衣類はできるだけ避け、通気性の良いコットン素材などの服を選ぶと良いでしょう。

脱毛後に蕁麻疹が出た場合の対処法

脱毛後に蕁麻疹が出た場合は、適切な対処が欠かせません。蕁麻疹は一時的な反応であることが多く、適切なケアをすれば症状を落ち着かせることが可能です。ここでは、脱毛後に蕁麻疹が出た場合の対処法について紹介します。

肌を冷やして炎症を抑える

蕁麻疹が出た場合は、まず冷やしたタオルや保冷剤を使い、患部を優しく冷やしましょう。しかし、直接肌に保冷剤を当てると刺激になるため、タオルで包んで当てるようにしてください。

冷やすことで血管が収縮し、ヒスタミンの過剰な分泌が抑えられるため、かゆみや腫れが落ち着きやすくなります。

なるべく肌を触らないようにする

蕁麻疹が出るとかゆみが強くなることがありますが、掻いてしまうと肌にダメージが加わり、炎症が悪化する可能性があります。特に脱毛後の肌は敏感な状態になっているため、なるべく刺激を与えないようにしましょう。

また、衣服の摩擦も刺激になるため、できるだけゆったりとした服を選ぶのがおすすめです。

脱毛サロン・クリニックに連絡する

脱毛サロンやクリニックには必ず連絡をしておきましょう。提携している病院がある場合は、案内してもらえるかもしれません。脱毛の施術に不備があった可能性もあるため、体に異常が起こった際は、些細なことでも報告することが大切です。

入浴はなるべく控える

脱毛後に蕁麻疹が出た場合は熱いお湯に浸かると血流が促進され、かゆみが増してしまいます。症状が落ち着くまでは、入浴は控えてシャワーで済ませましょう。

また、体を洗う際はゴシゴシとこすらないようにしてください。シャワーを浴びた後はすぐに保湿を行い、肌の乾燥を防ぎましょう。

抗ヒスタミン薬を使用する

蕁麻疹はヒスタミンという物質が過剰に分泌されることで発生するため、市販の抗ヒスタミン剤を服用すれば、症状が治ることがあります。

しかし、持病がある場合や別の薬を服用している場合は、抗ヒスタミン剤を使用できない可能性があります。そのため、事前に医師や薬剤師に相談するようにしましょう。

脱毛後の蕁麻疹は適切なケアで防げる

脱毛後に蕁麻疹が出る原因は、肌への刺激や熱による影響、体質による反応などさまざまです。しかし、多くの場合は一時的なものであり、適切なケアを行えば症状を和らげることができます。

もし、脱毛後に蕁麻疹が出た場合は、まずは肌を冷やし、刺激を避けながらしっかり保湿しましょう。かゆみがひどい場合には、皮膚科を受診することも検討してください。

また、もともと蕁麻疹が出やすい体質の人は、脱毛の施術前にスタッフと相談することが大切です。蕁麻疹を未然に防ぐためにも、施術後のスキンケアを怠らないようにしましょう。

この記事の執筆者

NBS

NBS編集部

株式会社NBSは創業以来、日本全国の約1,500店舗のエステサロンや美容室に脱毛機を導入し、約3,000店舗のサロンと商品取引を行ってきた美容総合メーカーです。特に脱毛機においては業界のリーディングカンパニーとして数多くの商品を開発してきました。本サイトでは、美容サロンに関するこれまでの豊富な知識と経験を活かし、サロンオーナーの皆様に役立つ情報発信を行ってまいります。

NBSコラムカテゴリー

全国どこへでもお伺い致します

脱毛サロンでの実務経験が豊富なスタッフによる、無料出張デモ受付中!