脱毛 2024年04月17日

医療脱毛からエステ脱毛へ乗り換えてもOK?それぞれの特徴と注意点

現在医療脱毛を受けている方の中には、料金が高すぎる、施術時の肌への刺激が苦になるといった理由から、エステ脱毛への乗り換えを検討している方もいるでしょう。

ただ、実際に乗り換えるとなると、せっかく医療脱毛で得られた効果が薄れてしまうのではないかといった懸念が生じますよね。

そこで今回は、医療脱毛からエステ脱毛に乗り換えるのはありなのかを解説するとともに、それぞれの特徴と違いを紹介します。乗り換えに向いている方の特徴もまとめているので、合わせてチェックしてみてください。

医療脱毛からエステ脱毛に乗り換えても効果はある?

医療脱毛からエステ脱毛への乗り換えを検討する上で気になるのが、「脱毛効果はあるのか」という点ではないでしょうか。

結論から言うと、医療脱毛からエステ脱毛に乗り換えることで脱毛効果が得られなくなるということは考えにくいです。ただし、比較的出力の弱い光を当てるエステ脱毛では、医療脱毛ほどスピーディーに効果を実感しづらいということを頭に入れておくと良いでしょう。

医療脱毛とエステ脱毛の特徴と違い

※効果を実感する回数、期間には個人差があります。

医療脱毛とエステ脱毛には、大きく次のような違いがあります。以下、それぞれの特徴と違いについて詳しく解説します。

医療脱毛

医療脱毛では高出力のレーザーで毛根を破壊するため、長期にわたって毛が生えない状態を維持できます

レーザーによる施術やニードル脱毛は、エステサロンで行われる光脱毛に比べて肌への刺激がかなり強いです。ですが、医療機関なので麻酔クリームや笑気麻酔で痛みを和らげることができます。

個人差があるため一概には言えませんが、毛周期に合わせた5回程度の施術を約1年かけて行うことが一般的です。

また、医療レーザーはメラニン色素に反応して熱を発生させるため、黒くて太い毛に対して特に効果を発揮するとされています。その反面、産毛のような色素が薄く細い毛ではあまり効果が感じられないかもしれません。

エステ脱毛

エステ脱毛では、光を照射して毛根の周辺組織にダメージを与えることで毛の成長を阻害し、発毛を抑制します。光脱毛は毛根組織を直接破壊するわけではないため、医療脱毛のように毛を生えなくすることはできません

レーザーやニードルを使用する医療脱毛に比べると肌への刺激が比較的弱く、ほくろや皮膚が薄い目の周り、色素沈着が発生している箇所など、広範囲に施術することが可能です。

脱毛方式によっては毛周期を気にせず施術できることや、産毛のように細い毛にも効果がある点も、医療脱毛にはないエステ脱毛の大きな特徴だと言えます。

医療脱毛とエステ脱毛は併用してもOK?

お伝えしたように、医療脱毛とエステ脱毛はそれぞれ異なる特徴を持つため、乗り換えではなく併用を考える方もいるでしょう。一般的に、脱毛サロンやクリニックにおいて他の店舗に通うことを禁止しているケースはあまりないため、併用すること自体は問題ありません。

なお、複数のサロンやクリニックを掛け持ちしている旨はスタッフに伝えておくことをおすすめします。

脱毛サロンやクリニックのスタッフは、お客様の毛質や肌の状態を踏まえて最適な施術頻度やマシンの出力を提案してくれます。スタッフに内緒で他の店舗に通うと肌の状態を正しく把握してもらえず、脱毛効果が出やすい最適な施術を受けられない可能性が高いためです。

医療脱毛とエステ脱毛を併用する際の注意点

もし医療脱毛とエステ脱毛を併用する場合は、トラブルを防ぐため以下の点に注意してください。

  • 同じ部位で併用しない
  • スケジュール管理に注意

同じ部位で併用しない

エステ脱毛と医療脱毛、それぞれで同じ部位に施術してしまうと、肌トラブルが発生した際に店舗から十分な対応を受けられない可能性があります。万が一問題が起きた際に、どちらの施術が原因でトラブルが起きたのかを正確に判別することが難しいためです。

加えて、医療脱毛とエステ脱毛を同じ部位で併用することは、正しい毛周期を把握できず最適なタイミングで脱毛できなくなってしまうリスクにも繋がります。

太くて濃い毛に強い医療脱毛はVIOや脇、産毛への効果が期待できるエステ脱毛は顔やうなじというように、施術部位を変えて利用することをおすすめします。

スケジュール管理に注意

医療脱毛とエステ脱毛では、ともに施術前の予約が必須とされるケースがほとんどですが、時期によっては混雑して予約が取りにくくなることも。薄着のファッションや水着を身に付ける春から夏にかけては脱毛業界にとって繁忙期であり、集中的にお客様が来店されます。

そんな中でエステ脱毛と医療脱毛を併用しようとすると、各店舗でのスケジュール管理がかなり難しくなります。スケジュール管理がうまくできないと、適切な時期に施術できず脱毛効果が得られない可能性もあるということを考慮するべきです。

医療脱毛からエステ脱毛への乗り換えが向いている人

医療脱毛からエステ脱毛への乗り換えは、以下のような人に向いていると言えます。自分の目的を達成できなければ乗り換える意味がないため、乗り換えることが本当に自分にとって最適な選択肢なのかどうかよく考えた上で決断しましょう。

  • 費用を抑えたい
  • お手入れが楽になれば問題ない
  • 肌への刺激に弱い
  • 産毛をきれいに処理したい

費用を抑えたい

脱毛業界では価格競争が年々激化しており、エステ脱毛と大差ない料金で医療脱毛を利用できるケースも増えてきました。とはいえ、業界全体で見ると医療脱毛の施術料金はエステ脱毛に比べて高額な傾向があります。

費用負担を抑えたい方は、医療脱毛からエステ脱毛への乗り換えを検討しても良いでしょう。脱毛サロンによっては他店から乗り換えて契約してくれたお客様に対して割引を適用しているケースもあるため、よりお得に脱毛を始められるかもしれません。

ただし、結果になかなか満足できず通う期間が長くなると、医療脱毛と変わらない費用を負担しなければならなくなることも。自身にとって適切な施術回数や期間を事前に十分に検討し、必要であればカウンセリングの際にスタッフに相談してみると良いでしょう。

お手入れが楽になれば問題ない

ムダ毛を完全になくしたいのではなく、「自己処理が楽になる程度でいい」と思っている方はエステ脱毛がおすすめ。抑毛効果が期待できるので、継続して利用することで毛が少なくなり、お手入れする頻度を抑えることが可能。

ムダ毛が特に気になる部分だけ医療脱毛を行い、その他の部位はエステ脱毛でケアするというのも一案です。

肌への刺激に弱い

医療脱毛では出力が強いレーザーを照射するため、人によっては輪ゴムで弾かれたような強い刺激を感じることがあります。麻酔クリームなどを使用してある程度軽減することはできますが、刺激に極端に弱い方にとっては苦痛に感じられるかもしれません。

また、エステ脱毛に比べると肌への負担も大きいため、施術時の刺激や肌荒れが気になるという方は、エステサロンで受けられる光脱毛の方が合っていると言えます

産毛をきれいに処理したい

医療レーザーはメラニン色素に作用して毛根を破壊するため、色素の薄い毛にはあまり効果がありません。一方、エステ脱毛で使用される業務用脱毛機であれば、産毛のように細く柔らかい毛でも効果的に処理することができます

産毛を脱毛して肌をトーンアップしたいといった目的を持っている方は、医療脱毛よりもエステ脱毛を利用する方が適しているかもしれません。実際、医療脱毛でどうしても産毛が処理できず、エステ脱毛をに乗り換える方も少なくないようです。

医療脱毛からエステ脱毛への乗り換えは状況に合わせて検討しよう

医療脱毛からエステ脱毛への乗り換えを検討する場合は、自身が脱毛する目的と照らし合わせて本当に乗り換えるのが最適な選択肢であるかどうかを十分に吟味しましょう。

むやみに契約する店舗を変更してしまうと、納得の行く結果が得られるまでに時間がかかってしまい、費用がかさんでしまうケースも考えられます。判断に迷った場合は、脱毛のプロであるサロンやクリニックのスタッフに相談することをおすすめします。

この記事の執筆者

NBS

NBS編集部

株式会社NBSは創業以来、日本全国の約1,500店舗のエステサロンや美容室に脱毛機を導入し、約3,000店舗のサロンと商品取引を行ってきた美容総合メーカーです。特に脱毛機においては業界のリーディングカンパニーとして数多くの商品を開発してきました。本サイトでは、美容サロンに関するこれまでの豊富な知識と経験を活かし、サロンオーナーの皆様に役立つ情報発信を行ってまいります。

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