脱毛サロンの利用を検討している方の中には、肌を見せるのが恥ずかしい、スタッフに嫌われていたらどうしようなどと不安に思っている方も多いのではないでしょうか?
この記事では、脱毛サロンのスタッフがお客様に対して抱いている本音についてまとめました。スタッフに嫌悪感を抱かれてしまうお客様の特徴にも触れていますので、ぜひ合わせてご覧ください。
脱毛サロンスタッフの本音
利用する施術メニューによって異なりますが、脱毛サロンでは腕や脚だけでなく、VIOのような普段人に見せない部位をスタッフに見せる場面があります。自分の身体を見てスタッフがどう思っているのか気になる方もいるでしょう。
施術や接客に関して脱毛サロンのスタッフが抱いている本音を以下にまとめましたので、チェックしてみてください。
- お客様の見た目や体型は気にならない
- VIOの施術は慣れている
- 施術中の生理現象は気にならない
- マナーを守れないお客様には苦労する
- 生理中の利用は避けてほしい
お客様の見た目や体型は気にならない
脱毛サロンは美意識の高いお客様が多く来店するため、自身の体型にコンプレックスがあるとどうしても気後れしてしまいがちです。スタッフに太っていると思われていないか、見た目を馬鹿にされていないかなどと気にする方もいるでしょう。
脱毛サロンのスタッフの大半は、プロとしての自覚を持って施術に臨んでいます。施術に関係しないお客様の見た目や体型、毛深さは気にしていないことがほとんどであるため、過剰に心配する必要はありません。
VIOの施術は慣れている
見知らぬスタッフにデリケートゾーンを見せるのはハードルが高いと感じる方もいるかもしれません。しかし、脱毛サロンのスタッフは今まで数多くのお客様の施術を担当しており、VIOを施術することに慣れています。特に何も感じることなく施術を行うため、恥ずかしがることなくリラックスして施術を受けられるでしょう。
また、近年は多くの脱毛サロンにおいて、VIO脱毛中の恥ずかしさを軽減するための工夫がなされています。例えば、お客様に専用の紙ショーツを履いてもらい、それをずらしながら施術するといった対策を取り入れている店舗が多いです。
VIOを見せるのが恥ずかしいからといって、しっかり足を開かなかったり、指示された体勢にならなかったりすると、スタッフは正しい角度で脱毛機を当てることができません。照射漏れが発生する可能性があるため、できる限りスタッフの指示に従うようにしましょう。
施術中の生理現象は気にならない
施術中にお腹が鳴ってしまったり、おならが出てしまったりすることも考えられます。特に全身脱毛の場合は紙ショーツのみを身に付けた状態で施術を受けるので、恥ずかしさが増すかもしれません。
しかし、そういった生理現象についてもスタッフは特に気にしていないため、安心して施術を受けてください。
マナーを守れないお客様には苦労する
先述のように、脱毛サロンのスタッフはお客様の身体の状態に関しては特に気にしていません。
ただし、脱毛サロンのスタッフも同じ人間です。マナーを守れないお客様に対しては、当然ネガティブな気持ちを抱いてしまうこともあります。施術に協力的でなかったり、トラブルを起こしたりしないよう、お客様にも最低限の配慮は必要です。
以下のようなマナー違反は避けましょう。
- シェービングせずに来店する
- 清潔感がない
- 遅刻が多い
- ルールが守れない
シェービングせずに来店する
施術前のシェービングは脱毛効果を高めるだけでなく、肌へのダメージを和らげるために必要な処理です。もちろん施術前にスタッフにシェービングしてもらうこともできますが、その分施術時間が短くなることを頭に入れておいてください。
「脱毛サロンで剃ってもらうのが当たり前」という意識であまりに自己処理を怠っていると、スタッフは嫌悪感を抱くでしょう。シェービングにかかる時間が長くなり、急いで施術をしなければいけなくなるためです。
脱毛サロンにおけるシェービングのサービスやオプションは、あくまでお客様自身のシェービングでは処理しきれなかったムダ毛を漏れなく除くためのものです。自分で丁寧にシェービングしてから来店することを心掛けましょう。
清潔感がない
脱毛サロンでは、脱毛機をお客様の肌に直接当てて施術を行います。お客様に清潔感がないと、当然スタッフは快く思いません。脇やVIOなどは汗をかいて不潔になりやすい部位であり、特に夏場は施術時に汚れやにおいが気になるというケースも少なくないようです。
仕事帰りや部活の後などに脱毛サロンに立ち寄る場合は、施術前にシャワーを浴びるといった気遣いができると喜ばれるでしょう。
遅刻・無断キャンセルが多い
脱毛サロンは基本的に予約制でお客様を受け入れるため、お客様1人あたりに費やせる施術時間は限られています。大幅な遅刻をすると、次のお客様の施術に支障が出かねないため施術を受けることはできません。
遅刻や無断キャンセルが発生すると、お客様の予約に合わせて準備をする脱毛サロンのスタッフは予定外の対応を強いられることになります。さらに、歩合制で給料が支払われる場合、お客様が無断でキャンセルすると自身の報酬まで失われてしまいます。
渋滞に巻き込まれた、体調が悪いといった原因でやむなく遅れてしまう場合を除いては、スケジュールを確実に管理して時間通りに来店するようにしてください。
ルールが守れない
脱毛サロンの中には、顔脱毛の施術を受ける際は化粧をせずに来店する、あるいはクレンジングを持参するといったルールを定めているところもあります。こうしたルールを守れないお客様も、スタッフには決して快く思われません。
生理中の利用は避けてほしい
VIO脱毛の場合は特に、生理中のお客様の施術は避けたいというのが脱毛サロンスタッフの本音。ナプキンが邪魔になったり、ニオイが気になったりと、施術に支障が生じることがあるためです。
そもそも、生理中は肌が敏感になっており、人によっては肌荒れを起こしたり体調が悪くなったりすることもあるため、施術をやめておくのが賢明です。
生理を理由に施術をキャンセルする場合、タイミングによってはキャンセル料がかかる、あるいは1回分の施術が完了したのと同じ扱いとなってしまいます。ただ、1回分の契約が消化されてしまうからといって無理に施術を受けるのは避けましょう。お客様にとってもスタッフにとっても望ましくありません。
脱毛サロンに通うのはハードルが高い?
脱毛サロンに通うのはハードルが高いと考える方もいるかもしれませんが、店内の雰囲気も施術料金も店舗によって様々。初めての方でも気軽に来店できるサロンも多いです。ラグジュアリーな雰囲気のサロンもあれば、自宅の一室を店舗としているサロンもあるため、自分に合った脱毛サロンを選んでみてください。
いきなり複数回の施術を契約するのが不安な方は、一度体験プランを利用するのがおすすめ。脱毛機やスタッフとの相性、店内の雰囲気などを確認した上で継続的に通う店舗を決めると安心です。
どうしても人に裸を見られることに抵抗がある、一般的な脱毛サロンが閉店している深夜帯に利用したいという方は、セルフ脱毛サロンを活用するのも1つの手です。ただし、自身で脱毛機を操作するため、施術可能な部位はどうしても手の届く範囲に限られます。一般的な脱毛サロンと併用するなど上手く活用しましょう。
脱毛中の注意点
脱毛サロンに通っている間は、普段何気なくやってしまいがちな行動が肌に悪影響を及ぼすこともあります。日常生活でも以下のような点に注意することが求められます。
- ムダ毛を抜かない
- 入念に保湿する
- シェービングは丁寧に行う
ムダ毛を抜かない
脱毛中の自己処理はシェービングのみ行うのが基本。毛抜きを使って毛自体を抜くのは控えてください。
メラニン色素に反応する脱毛機を使って施術を行う脱毛サロンの場合、自分で毛を抜いてしまうと毛根自体がなくなってしまい、効果を得られなくなってしまいます。加えて、毛包炎(毛嚢炎)や埋没毛といったトラブルにつながるケースもあるため要注意です。
入念に保湿する
脱毛の施術では脱毛機を肌に直接照射することから、少なからず肌に負担がかかります。いつもより肌が敏感になり乾燥や肌トラブルが発生しやすくなるため、入念な保湿が必要です。
保湿成分の入っているアフターローションを使用するほか、乾燥の度合いによっては保湿クリームを使うのもおすすめです。ただし、成分によっては施術の妨げになるので、施術当日は使用を避けてください。保湿を徹底していても肌荒れしてしまう場合は、一度サロンに相談してみましょう。
シェービングは丁寧に行う
施術中に長いムダ毛が残っていると、脱毛機から熱が伝わって肌に大きな刺激が生じる危険性があるので注意が必要です。
VIOのような自分では見にくい場所のムダ毛は鏡を使って明るい部屋で剃り、肌を傷つけないようにしましょう。LED付きのミラーだと手元が見やすいのでおすすめです。カミソリを使うとケガをしてしまう恐れがあるので、できる限り電気シェーバーを使ってください。
脱毛サロンでは恥ずかしがらなくてOK!
脱毛サロンでは肌を見せて施術を受けるため、恥ずかしいと感じることもあるでしょう。しかし、脱毛サロンのスタッフは皆プロであり、お客様の身体を見慣れているため心配する必要はありません。
VIOの施術で感じる気まずさや施術中に起こりがちな生理現象などを気にしすぎることなく、リラックスして臨みましょう。ただし、お互いに気持ちよく施術できるよう最低限の配慮は必要です。脱毛サロンのルールが守れない、清潔感がないといったことがないようにしてください。