脱毛 2023年12月21日

家庭用脱毛器と業務用脱毛機は何が違う?3つのポイントで詳しく解説

脱毛機には「家庭用」と「業務用」が存在しますが、具体的にどのような点が異なるかを把握している方は多くないでしょう。

そこで本記事では、家庭用脱毛器と業務用脱毛機の違いを3つのポイントに分けてわかりやすく解説いたします。

今脱毛を検討していて、家庭用脱毛器を購入するか、脱毛サロンを利用するか迷っている方はぜひ参考にしてみてください。

業務用脱毛機と家庭用脱毛器の違い

早速結論からお伝えすると、業務用脱毛機と家庭用脱毛器の主な違いは

  • 効果
  • 安全性
  • 施術時間

の3つが挙げられます。どの観点でも大きな違いがあり、基本的には業務用脱毛機の方が優れています。なぜ業務用脱毛機が優れていると言えるのか、一つひとつ詳しく解説していきます。

効果の高さ

まずは効果について解説していきます。「業務用脱毛機の方が効果が高い」というのはイメージの通りですが、その理由としては以下の2つが挙げられます。

  • 平均出力が高い
  • 脱毛方式の種類が豊富

平均出力が高い

家庭用脱毛器は専門的な知識のない一般人が使用します。そのため、トラブルが発生するリスクが高いことを考慮し、最低限の出力しか出せない仕組みになっています。

出力が低いと、毛の根元の部分まで光が届きにくく、あまり効果を感じられないという声もよく挙がっています。

一方、業務用脱毛機は光の照射レベルを表すジュール数が家庭用脱毛器よりも大きく、高い出力を出すことが可能です。毛の再生や発毛をコントロールする毛根の部分に光がしっかり届くため、家庭用脱毛器よりも高い効果を期待できます。

脱毛方式の種類が豊富

現代の光脱毛は以前から広く使われているIPL脱毛と、比較的新しいSHR脱毛の2つが主流です。家庭用脱毛器も同様で、ほとんどの機種はIPL脱毛であるものの、一部SHR脱毛を採用した商品も販売されています。

ただ、近年の業務用脱毛機はIPL脱毛、あるいはSHR脱毛をベースに、各メーカーがさらに進化させた独自の脱毛方式も登場しています。

NBSのTHR脱毛もその1つです。IPL脱毛の出力の高さと、SHR脱毛の連射性の高さを両立し、従来より効率的な脱毛を実現しています。

安全性の高さ

次に安全性の高さです。一般的には出力が弱い家庭用脱毛器の方が安全というイメージが浸透していますが、以下のような理由から、捉えようによっては業務用脱毛機の方が安全性が高いといえます。

  • 冷却機能が強力
  • 専用フィルターが優秀

冷却機能が強力

脱毛機から発せられた光や熱はそのままにしておくと肌に大きな負担をかけてしまいます。しかし、業務用脱毛機に搭載された高度な冷却機能があれば、照射時に瞬間的に肌を冷却することができ、肌への負担を大幅に軽減することができます。

近年は冷却機能を備えた家庭用脱毛器も増えてきましたが、その機能は依然として業務用脱毛機の方が優れているといえるでしょう。

専用フィルターが優秀

実は家庭用脱毛器も業務用脱毛機も、光を直接肌に当てているわけではありません。効果を発揮しつつ、安全に脱毛できるように、フィルターを介して光が当たる仕組みになっています。

そして家庭用脱毛器と比べて、業務用脱毛機はただ出力が高いだけでなく、そのフィルターの性能も高くなっています。高品質な素材と高い技術が融合することで、効果と安全性を両立しているのが特徴です。

施術時間の長さ

脱毛は何回も繰り返すことで初めてきちんとした効果を得ることができますが、続ける上で重要視すべきなのが施術時間です。以下のような理由から、業務用脱毛機の方が施術時間が短く済み、脱毛を続けやすいというメリットがあります。

  • 連射性能が高い
  • 照射面積が広い
  • 長時間使用できる

連射性能が高い

家庭用脱毛器が平均的におよそ1秒に1回ほど照射するのに比べて、業務用脱毛機は1秒に5回以上が当たり前。当然、それだけ施術も早く終わります。

ただ、同じ業務用脱毛機でも連射性能には差があります。一般的に家庭用脱毛器より速く照射できるのは間違いありませんが、機種によって異なることを理解しておきましょう。

照射面積が広い

機種によって差はありますが、業務用脱毛機の照射面の面積は家庭用脱毛器より広く作られています。つまり、1ショットで照射できる面積も広いということになるため、同じ部位を照射する場合も、業務用脱毛機の方もショット回数が少なく済みます。

連射性能が高いということも相まって、業務用脱毛機で脱毛する方が圧倒的に施術時間が短くなります。

長時間使用できる

自宅で手軽に使用できる家庭用脱毛器ですが、小型化した影響もあり、使用している中でどうしても機体が熱をもってしまいます。特に肌に当たる照射面には熱が溜まりやすく、必要以上の刺激を受けてしまうことにもなりかねません。

また、コードレスタイプの家庭用脱毛器の場合、全身脱毛のように広い範囲に使用するにはバッテリーが持たないことも多いです。

つまり、一般的に家庭用脱毛器はあまり長時間使用することができないということですが、業務用脱毛機は優秀な冷却機能を搭載しており、常に機体を冷やし続けることができます。全身脱毛でも最後まで快適に施術を受けられるだけでなく、故障やトラブルのリスクも抑えられます。

家庭用脱毛器がおすすめの人

ここまで業務用脱毛機の良さを解説してきましたが、もちろん家庭用脱毛器にメリットがないわけではありません。

最大のメリットは、やはりコストが安いということです。

家庭用脱毛器の本体価格の相場は1万円〜10万円ですが、脱毛サロンで全身脱毛を受けようと思うと、総額20万円以上の支出となることも珍しくありません。

時間はかかってしまうかもしれませんが、できるだけ安く脱毛したいという方には家庭用脱毛器がおすすめです。

脱毛サロンがおすすめの人

反対に、脱毛サロンがおすすめなのは、以下の項目に該当する方です。

  • 短期間で脱毛したい人
  • 手軽に脱毛したい人
  • 安全に脱毛したい人

短期間で脱毛したい人

業務用脱毛機だからこそ実現できる高出力の照射によって、1回の施術で高い効果を発揮してくれるため、脱毛が完了する期間は短くなります。使用頻度にもよりますが、家庭用脱毛器のおよそ半分程度の期間で済ませることができます。

手軽に脱毛したい人

家庭用脱毛器によるセルフ脱毛では、好きなタイミングで好きな部位を施術できるというメリットはあるものの、手間がかかります。徐々にストレスになり、せっかく時間をかけて行ってきた脱毛を途中で辞めてしまう可能性も。

脱毛サロンでは自分で手を動かす必要がなく、手の届きにくい部分までしっかりと脱毛することができます。

安全に脱毛したい人

最近の業務用脱毛機は高い冷却機能やフィルターを備えています。施術時の刺激を抑えてくれるため、安全な脱毛を実現してくれます。

また、脱毛サロンでは施術のプロが機器を扱うため、マシンによるトラブルが起こるリスクが低いことも安全な施術に繋がります。

脱毛サロンと家庭用脱毛器は併用できる?

脱毛サロンと家庭用脱毛器にはそれぞれ異なる魅力がありますが、脱毛サロンと家庭用脱毛器を併用するというのもおすすめの選択肢の1つです。

サロンと家庭用脱毛器の費用を比較して、部分的に家庭用脱毛器を使った施術をすることでコスパの良い脱毛を試みる方も少なくありません。

ただし、同じ部位を脱毛サロン、家庭用脱毛器の両方で施術をすることは避けましょう。肌に負担がかかりすぎてしまい、トラブルの原因となります。

セルフ脱毛サロンの利用もおすすめ

「施術時に身体を見られることが恥ずかしい」という理由から、家庭用脱毛器でのセルフ脱毛を選ぶ方も多いでしょう。

そのような方にはセルフ脱毛サロンの利用がおすすめです。

セルフ脱毛サロンでは誰にも身体を見られることなく、サロンで扱う業務用脱毛機と同等の効果をもたらすマシンを自分の好きなタイミングで利用できます。

通常の脱毛サロンよりも安い費用で通うことができるのもポイントです。

続けやすい方法で脱毛することが大切

効果、安全性、施術時間の3つの観点で、業務用脱毛機による施術がおすすめな理由を詳しく解説しました。

とはいっても、費用の面では圧倒的に家庭用脱毛器での脱毛が安く済みます。

業務用脱毛機と家庭用脱毛器、どちらかに固執する必要はありません。前述したように、併用しながら脱毛を進めるのも選択肢の1つです。

続けやすい方法で脱毛を行い、ストレスなく理想的な体を手に入れましょう。

この記事の執筆者

NBS

NBS編集部

株式会社NBSは創業以来、日本全国の約1,500店舗のエステサロンや美容室に脱毛機を導入し、約3,000店舗のサロンと商品取引を行ってきた美容総合メーカーです。特に脱毛機においては業界のリーディングカンパニーとして数多くの商品を開発してきました。本サイトでは、美容サロンに関するこれまでの豊富な知識と経験を活かし、サロンオーナーの皆様に役立つ情報発信を行ってまいります。

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