脱毛 2023年12月12日

【脱毛】もしかして照射漏れ?その原因と疑わしい場合の対応とは

脱毛を受けたけど、時間が経ってもムダ毛が生えたままになっていたことはありませんか。

それは脱毛時の照射漏れが原因かもしれません。

照射漏れが起こってしまう原因は数多くありますが、適切に対処することで、次回の施術からリスクを減らすことができます。

本記事でご紹介する照射漏れの原因と対策を参考にして、満足度の高い脱毛を受けられるようにしましょう。

脱毛の照射漏れが起こる原因

脱毛時に照射漏れが起こってしまう原因は以下の通りです。

  • スタッフの技術が未熟である
  • 照射面に曲面や凹凸が多い
  • 施術中にお客様が動いている
  • 毛が成長期でないタイミングで施術をしている
  • 毛に含まれるメラニンが少ない

スタッフの技術が未熟である

エステサロンや脱毛サロンでの脱毛の施術は資格がなくても行うことができます。まだ経験の浅いスタッフが施術を担当することも珍しくありません。

そのため、技術不足なスタッフが照射できていると思っていても、照射漏れが発生してしまう可能性があります。

照射面に曲面や凹凸が多い

十分な効果を発揮する脱毛を行うためには、照射口と体のラインをしっかり添わせる必要があります。

しかし、手首や肘、膝、顔など、骨格の凹凸が多い部分や曲面がある部分は照射面を密着させて施術を行うことが難しく、照射漏れが起きやすい部位です。

施術中にお客様が動いている

脱毛時の刺激に弱いお客様は、光やレーザーを当てたときに体が動いてしまうことがあります。最近では高い冷却機能を持つ機器や麻酔も開発されていますが、それでも刺激に耐えられないという方もいらっしゃるのが事実です。

お客様が動いてしまうと狙っていた部分に光やレーザーが当たらず、ムダ毛が残ったままの状態になってしまいます。

毛が成長期でないタイミングで施術をしている

毛には毛周期があり、成長期、退行期、休止期の3つの時期を繰り返しながら何度も生え変わっています。

実は、脱毛で照射する光やレーザーは成長期の毛にしか反応しません

そのため、毛周期と施術のタイミングが合わないと、脱毛の効果を感じることができません。

毛に含まれるメラニンが少ない

機器から出る光やレーザーは、毛のメラニン色素(黒い部分)に反応して、毛の抜け落ちを促します。

しかし、成長期以外の毛や、産毛や薄い毛、白髪などにはメラニンがあまり含まれておらず、光やレーザーが反応しません。そのため、光やレーザーが当たっていたとしても毛は抜けず、お客様は脱毛の実感を得にくいです。

照射漏れと紛らわしいケースとは

照射漏れのケースをいくつか解説しましたが、施術後に毛が残っているものの、照射漏れが原因ではない場合もあります。以下の3つの場合も検討してみてください。

  • 剃り残しによってスタッフが照射していない
  • 太い毛や毛の周りに色素沈着がある
  • 肌トラブルによってまばらに毛が抜けた

剃り残しによってスタッフが照射していない

脱毛の施術前にはお客様自身に剃毛をお願いしているサロンがほとんどです。

しかし、剃毛が不十分な場合、光やレーザーを照射すると肌トラブルに繋がってしまう恐れがあります。そのため、スタッフは剃り残しがある場合、その部分を避けて照射している可能性があります。

特に、自分の目では見えにくいうなじや背中、Oラインなどは剃り残しが発生しやすいため、入念に剃毛するか、サロンのシェービングサービスを利用するようにしましょう。

太い毛や毛の周りに色素沈着がある

日焼けした肌I・Oラインなど色素沈着(黒ずみ)しやすい部分は、肌のメラニン色素に光やレーザーが分散してしまって、施術の効果を十分に得られない可能性があります。

色素沈着は、紫外線対策をしたり、自己処理の回数を減らしたりすることで対策できます。

加えて、太い毛が密集して生えているところでは、毛根が強くなり、抜けにくくなっています。十分に照射できていても、数回の施術では効果が見えづらいため、根気よく継続して脱毛するのがおすすめです。

肌トラブルによってまばらに毛が抜けた

乾燥により肌の水分量が減っている状況では、光やレーザーの熱量を吸収してくれる肌内部の水分が少ないため、お客様が刺激を感じやすくなってしまいます。そのため、スタッフは出力を下げる可能性があり、思っていたほど毛が抜けていない状況が起こります。

乾燥肌の方は、普段から保湿を心がけると、脱毛の効果を実感しやすくなるでしょう。

照射漏れの判断方法

照射漏れの原因や紛らわしいケースをご紹介しましたが、具体的にどのように判断したら良いかわからないという方もいらっしゃるでしょう。

まずは、脱毛の施術を受けてから一定期間待ってみてください

基本的に施術後すぐに毛が抜けるわけではないので、施術後すぐに照射漏れと判断するのは時期尚早です。機器が採用する脱毛方式によって毛が抜け出す期間が若干異なりますが、施術後3週間は待つようにしましょう。

目安の期間が経過して、前述したケースに該当する場合、照射漏れを疑いましょう。

その場合、次章でご紹介する対処法をとるようにしてください。

照射漏れだとわかったときの対処法

照射漏れはどのような原因であれ、人為的なミスであることが多いです。施術をやり直してもらえる可能性があるため、以下の手順で動きましょう。

  1. 自己処理をしない
  2. 施術を受けた機関に問い合わせる

1.自己処理をしない

施術を受けた機関で再び施術を受けさせてもらうためには、照射漏れが起こっている証拠を提出する必要があります。そのため、下手に自己処理をせず、その状態のまま放置しておきましょう。

可能であれば、後から照射漏れの状態と日付がわかるように、該当箇所の写真を撮っておいてください。

2.施術を受けた機関に問い合わせる

施術を行った機関に、照射漏れの部分を再施術してもらえないか問い合わせてみましょう。

機関によって打ち直しできる期間が決められているので、照射漏れの疑いが少しでもあれば、機関のホームページやSNSなどで早めに確認しておくことをおすすめします。

照射漏れを防ぐためにお客様ができること

照射漏れは人為的に起こる場合が多く、完全に防ぐことは難しいですが、お客様が対策をとることによって発生確率を下げることはできます。以下の3つの対策を参考にしてみてください。

  • 口コミ評価の高いサロンを選ぶ
  • 刺激の弱いマシンを選ぶ
  • 幅広い毛質に対応できるマシンを選ぶ

口コミ評価の高いサロンを選ぶ

脱毛を受ける機関を決める際に参考になるのが、実際にその機関に行ったことのある消費者の声、つまり口コミです。

口コミで評価の高いサロンやクリニックであれば、お客様が脱毛の効果を実感している可能性が高く、照射漏れが起こるリスクも低いと考えられます。

刺激の弱いマシンを選ぶ

施術時の刺激が苦手な方は、高い冷却機能を備えたマシンや蓄熱式のマシンを採用しているサロンを選びましょう。

クリニックの脱毛機器でも、最近では低刺激のものが増えてはきていますが、依然としてサロンで扱う光脱毛に比べるとその刺激は強いといえます。

肌に優しい脱毛方法にこだわるのであれば、サロンを選ぶのがおすすめです。

幅広い毛質に対応できるマシンを選ぶ

照射漏れとして残る毛は、産毛や薄い毛であることが多いです。

幅広い毛質に対応しているマシンを採用しているサロンやクリニックであれば、メラニン色素の少ない毛も十分に脱毛することができるでしょう。

照射漏れがわかったら適切な対応をとろう

照射漏れは様々な原因によって生じてしまうため、脱毛に通うのであれば念頭に置いておきたい現象です。

もし照射漏れが起こっている可能性を感じたら、まずは原因を分析し、適切な対処をしましょう。

少しでも未然に照射漏れを防ぎたい方は、脱毛に通う前のサロン選びから気を付けてみてください。

この記事の執筆者

NBS

NBS編集部

株式会社NBSは創業以来、日本全国の約1,500店舗のエステサロンや美容室に脱毛機を導入し、約3,000店舗のサロンと商品取引を行ってきた美容総合メーカーです。特に脱毛機においては業界のリーディングカンパニーとして数多くの商品を開発してきました。本サイトでは、美容サロンに関するこれまでの豊富な知識と経験を活かし、サロンオーナーの皆様に役立つ情報発信を行ってまいります。

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