「自宅サロンってユニフォームは必要なの?」
このように考えている方は少なくないでしょう。わざわざ自宅サロンにユニフォームを導入する理由がわからない方もいるかもしれません。実際にユニフォームを利用せずに、施術を行っている自宅サロンも数多くあります。
一方で、自宅サロンであっても、ユニフォームを導入するメリットは多いです。本記事では自宅サロンにユニフォームを導入する必要性やメリットについて詳しく解説いたします。
自宅サロンでユニフォームを導入するメリット
自宅サロンでユニフォームを導入するメリットは、以下4つです。
- 施術者の清潔感が増す
- ブランディングができる
- 仕事とプライベートの線引きになる
- 洋服を選ぶ手間がなくなる
具体的な内容について解説します。
施術者の清潔感が増す
技術が高いエステティシャンであっても、カジュアルな服装で施術を行うと、お客様は不安を抱きやすいです。ユニフォームを着ていれば、清潔な印象をお客様に与えられるため、安心して施術を受けてもらえるでしょう。
初めてエステサロンを利用するお客様にとって、第一印象は非常に重要です。服装は第一印象を大きく左右する要素であるため、ユニフォームの重要性は高いといえるでしょう。
ブランディングができる
エステサロンにおいて、雰囲気は非常に重要な要素です。お客様は体だけでなく、心もリラックスしたいと考えています。そのため、非日常的な空間をエステサロンに求めている方は多いです。
お客様がくつろげる雰囲気を作るためには、エステサロンの内装にこだわることが欠かせません。そして内装と同じくらい大切なのが、ユニフォームです。内装の雰囲気とユニフォームのデザインがマッチしていないと、お客様は違和感を抱いてしまうでしょう。
逆に統一されていれば、素敵な雰囲気のエステサロンとして評判が良くなるかもしれません。ユニフォームはエステサロンのブランディングにも、非常に役立ちます。
仕事とプライベートの線引きになる
自宅サロンで働いている方の中には、オンオフの切り替えに悩んでいる方もいるでしょう。自宅で過ごしていると、オフであっても仕事のことが頭をよぎってしまい、ゆっくりできない方もいます。
しかし、ユニフォームを導入すれば、服装で仕事とプライベートの線引きができます。自宅で過ごしている場合でも、ユニフォームを着ていなければ仕事モードにはなりづらいため、リラックスしやすいでしょう。
洋服を選ぶ手間がなくなる
自宅サロンを経営している方で、服選びに頭を悩ませている方は少なくありません。仕事が忙しくなると、服選びが大きなストレスになってしまう場合もあります。
ユニフォームを用意すれば、服選びにかかる手間がなくなります。開店準備で朝は忙しいため、服選びのわずかな時間でも節約できるのは大きなメリットといえるでしょう。
自宅サロンにユニフォームを導入するデメリットはほとんどない
自宅サロンにユニフォームを導入することには、上記のようなメリットがあります。一方で、ユニフォームを導入することで生じるデメリットはほとんどありません。
ユニフォームを導入するのに費用はかかるものの、数万円程度であり経費計上も可能なため、大きな負担にはならないでしょう。
メリットとデメリットを比較した際に、ユニフォームの導入は圧倒的にメリットが大きいといえます。
自宅サロンのユニフォームを選ぶポイント
自宅サロンのユニフォームを選ぶ際には、以下のポイントに注意する必要があります。
- 肌に優しい素材を選ぶ
- 色合いやデザインは派手すぎないものにする
詳しい内容について解説します。
肌に優しい素材を選ぶ
ユニフォームはお客様の肌に触れることも多いです。そのため、なるべく肌に優しい素材にしましょう。例えば、アクリルやナイロンなどの素材は、肌との摩擦が強くなりやすいため、施術中にお客様にストレスを与えてしまうかもしれません。
綿やコットンであれば摩擦が少なく、肌触りも良いです。ユニフォームはこういった素材のものを選ぶようにしましょう。
色合いやデザインは派手すぎないものにする
リラックスしたいと考えてエステサロンに通っている方も多いです。ユニフォームの色合いが明るすぎたり、デザインが派手すぎたりすると、お客様が心からくつろげないかもしれません。
サロンのイメージに合わせたデザインを選ぶことは大切です。しかし、色合いやデザインについては、落ち着いたものをベースにしつつ個性を出すように心がけましょう。
自宅サロンにおすすめなユニフォームのスタイル
自宅サロンにおすすめなユニフォームのスタイルは5つあります。
- カットソー+パンツ
- エプロンドレス
- チュニック
- ワンピース・ジャンパースカート
- エプロン
カットソー+パンツ
カットソー+パンツは、上下が分かれているタイプのユニフォームです。カジュアルな雰囲気を演出しやすいユニフォームであるため、親しみやすく通いやすいエステサロンを作りたいと考えている方にはおすすめです。
カットソーは着心地が良く、作業中も非常に動きやすいです。デザインや素材によっては、カジュアルかつおしゃれな印象を与えられるのもメリットでしょう。
エプロンドレス
エプロンドレスは私服の上から着るだけでユニフォームになるため、楽に着用できる点がメリットです。どのような私服にも合わせやすく、ボトムスはスカートとパンツの両方にマッチします。
袖がないため洗濯や手入れがしやすいという特徴もあります。
チュニック
チュニックとは、ひざ下まで長さがあるワンピースに似たトップスです。看護師が着用しているユニフォームがチュニックに該当します。
カジュアルなものからフォーマルなものまで様々なデザインがあるため、サロンに合わせて選ぶことができます。シルエットがゆったりとしているため、動きやすいのも特徴です。
ワンピース・ジャンパースカート
ワンピースやジャンパースカートは1枚で着られるため、着脱が簡単というメリットがあります。ジャンパースカートとは、袖のないエプロン状のワンピースのことです。
これらは女性らしい印象を与えられるため、女性をターゲットにした自宅サロンを開業している方にはおすすめといえるでしょう。
非常に動きやすいため、施術の際のストレスが少ないのもポイントです。清潔感もあるため、お客様にも好印象を抱いてもらいやすいでしょう。
エプロン
エプロンは機能性を重視したものが多い傾向にあります。撥水加工が施されていたり、ポケットが複数用意されていたりと、施術の効率化を重視したい方にはおすすめです。
一方で、個性的なデザインのエプロンは多くないため、サロンの雰囲気にはマッチさせづらいという側面もあります。
自宅サロンにユニフォームを導入しよう!
自宅サロンにユニフォームを導入することには、様々なメリットがあります。導入コストも低めであるため、ユニフォームを利用するべきか迷っている方は、ぜひ導入してみてください。
ユニフォーム選び次第では、エステサロンのイメージを確立でき、固定客の確保にも繋がるでしょう。施術における利便性だけではなく、経営面でもユニフォームはメリットがあるため、ぜひ活用してみてください。