サロンに限らず、コスメや飲食店など、ユーザーの評価がインターネットによって『見える化』される時代です。Googleマップでも評価がつくようになり、たとえばサロンの名前を検索するだけで評価も見えるようになりました。
高評価がついているサロンは新規ユーザーがつきやすくなり、そこで満足してもらえばもっと評価が集まるという良循環が生まれやすいです。しかし逆に低評価だと集客や評判に影響します。
今回は、悩ましいサロンの口コミについてです。
多くの場合、サロンの口コミは削除できない
悪い評価が数件あり、ネガティブなコメントがあった場合は削除したいですよね。しかしGoogleマップの評価をはじめ、大手予約サイト、口コミサイトはよほどの理由がなければ申請しても削除されることはありません。
何故削除できないのか?
サロンにとって都合の悪い口コミを削除してしまうことはユーザーにとっては不利益であり、判断材料として成り立たなくなってしまうからです。フェアではないということになり、そのサイト自体、ユーザーからの信頼を得られなくなってしまいます。
信頼のないサイトで高評価がついても無意味です。口コミや評価の点数は、そのサイトの信頼があって、はじめてユーザーの元に届くのです。
低評価口コミが削除される例とは?
あくまで一例ですが、不特定多数が閲覧できるところに公開されるべきではない個人情報、サロンの評価ではない明らかな誹謗中傷は削除の対象となります。
心身ともに負担にならない程度に、定期的に見てみることをおすすめします。
該当する書き込みを見つけた場合は、運営元や運営者に連絡をとり、どんな理由で削除してほしいのかを明確にした上で削除申請を出しましょう。
高評価を増やせば低評価は気にならなくなる
低評価が数件ついたあと、評価や口コミの投稿がない、いつまでも評価が上がらないという場合は、高評価の口コミを増やして地道に平均値を上げていくしかありません。
良い雰囲気で施術を終わられたお客様へ、あくまで押し付けにならないように「良ければ書いてください」というお声がけをすることや、口コミを書いてくれたら次回特典をつけるなどの工夫をするのも良いでしょう。
まとめ
いかがでしたか?
低評価が連続してついてしまったからと諦めず、高い評価が集まるための施策や工夫をしていくことが建設的と言えます。モチベーションを下げずに、自分が良いと思うことをどんどん試していきましょう。
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