美容 2018年05月10日

嫌われモノだけど必要?『防腐剤』不使用化粧品の落とし穴とは

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敏感肌の方や、アレルギーのある方は防腐剤や香料などを敬遠することも多いでしょう。近年は、手作りの化粧品を使用しているという方も多い印象です。インターネットで気軽にレシピを入手できるのも大きな要因かもしれません。
嫌われがちな添加物の中でも、多くの方が気にされているのが『防腐剤』ではないでしょうか?
多くの方が望んでいないのに、多くの化粧品に入っている防腐剤。

今回は、化粧品に含まれる防腐剤について見ていきます。

食品・化粧品に含まれる『防腐剤』はどんなものがあるのか

防腐剤は文字通り腐敗を防ぐものです。化粧品だけではなく歯磨き粉、食品加工品にも使用されている場合があります。防腐剤の代表的存在として知られているのは『パラベン』でしょう。
【パラベンフリー】は、確かにキャッチーな言葉としてよく使用されています。しかしパラベン以外にも防腐剤と呼ばれるものは存在します。パラベンフリーと書いてあっても、他に代わるものが入っている可能性が高いです。

以下、化粧品などに含まれる主な防腐剤(表示名記載)

  • パラベン
  • 安息香酸
  • 安息香酸Na
  • デヒドロ酢酸Na
  • フェノキシエタノール
  • ヒノキチオール

防腐剤は何故入っているのか?

当然のことながら、防腐剤は肌に良いとは言えません。では、なぜ入っているのでしょうか?

Q.安全のためです。

使用期限を設けていない化粧品は『未開封の化粧品は適切な保存状態で3年品質が保てるように製造しなくてはいけない』と薬事法で定められています。3年品質を保つためには、防腐剤は必須です。使用期限が設けられていないものなのに、防腐剤フリーと書かれている商品に注意しましょう。

防腐剤フリーの化粧品はすぐに使い切る

化粧品を手作りしている方ならお分かりかと思いますが、本来防腐剤が入っていない化粧品はすぐに使い切らなくてはいけません。
防腐剤が入っていない化粧品はほとんど食材と同じです。傷んで劣化した化粧品を使用した場合、防腐剤以上に肌へ悪影響を与えます。

まとめ

いかがでしたか?
一般的な数値ですが、実際に防腐剤で肌が荒れる人の割合は0.2%ほどと言われています。
化粧品を販売しているサロンのオーナー様の中にも無添加にこだわる方はいらっしゃるかもしれません。無添加の化粧品は肌に良いですが、使用期限、保存状態など注意するべきことがたくさんあります。お客様に使用していただく時には、リスクや注意点もしっかり説明することが大切です。

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この記事の執筆者

NBS

NBS編集部

株式会社NBSは創業以来、日本全国の約1,500店舗のエステサロンや美容室に脱毛機を導入し、約3,000店舗のサロンと商品取引を行ってきた美容総合メーカーです。特に脱毛機においては業界のリーディングカンパニーとして数多くの商品を開発してきました。本サイトでは、美容サロンに関するこれまでの豊富な知識と経験を活かし、サロンオーナーの皆様に役立つ情報発信を行ってまいります。

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