ビジネス 2024年08月26日

サロンとユーザーを守る『禁忌事項』はリスク管理の1つ

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サロンの禁忌事項はどのように決めていますか?また、定期的に見直しをおこなっていますか?

禁忌事項は『施術をお断りすることがある方・効果、安全のために守っていただきたいこと』を具体的に提示するものです。お客様の一生物のお身体に触れる脱毛サロン、エステにとって禁忌事項はリスクを低減するため、絶対に必要です。

今回はサロンのリスク管理の1つ『禁忌事項』について見ていきます。

禁忌事項・禁止事項の決め方

取り扱い商品のメーカーが禁忌事項の基準を定めている場合がほとんどです。

これから禁忌事項を定める場合や禁忌事項の変更を検討されている場合はメーカーに相談しましょう。

きちんとした歴史・ノウハウがないメーカーから購入してしまうと、あやふやな基準が定められていたり、ありとあらゆるパターンのユーザーの方に対する最適なご案内を設けていない可能性もありますので、メーカー選びは大切です。

理想としては、実際にサロンの運営実績を持ち合わせているメーカーを選ぶことです。

そのようなメーカーはサロンの経験を元に禁忌事項を設定していると思いますので、より安全に、効果を出すことまで考慮されている可能性が高いです。

禁忌事項作成のポイント

文面は誰もが理解できるように、親切に書き込みましょう。

作成した後は第三者に読んでもらい、しっかり意味が伝わるかを確認してもらうのがおすすめです。

また、個人サロン様の場合、大手サロンと異なり、融通を利かせられることが魅力ですので、お客様のご要望に合わせて、禁忌事項にサロン様独自の幅を持たせておくことも大事です。

禁忌事項は読んでもらった後に署名(サイン)をもらう

新規のお客様には必ず施術前に禁忌事項を読んでもらい、署名をもらいましょう。

有事の際、すぐ出せるようにカルテと一緒に厳重に管理してください。

お客様がいつでも確認できるように写しをお渡しするか、ホームページや店内の張り紙などで禁忌事項を見られるようにしておくと親切かもしれません。

更新の際はすべての顧客に知らせる

日々のサロン運営の中で、追加したいことなどが出てきたら更新しましょう。

定期的に見直すこともおすすめします。更新した際には、必ずお客様へ知らせ、ご来店された際に再度署名をもらいます。SNSやLINEを通してお知らせすると、目に留まりやすくおすすめです。

どこが変更になったのか、追加されたのかわかりやすく提示し「この機会に今一度ご確認くださいね」とお声がけしてみましょう。

まとめ

いかがでしたか?
禁忌事項はお客様とサロンのために存在します。サロンのリスク管理として丁寧に作り込み、定期的に見直しましょう。

サロン運営経験を持つ、総合美容機器メーカーNBSのサロン様向け「研修・経営サポート」はこちらをご覧ください。

この記事の執筆者

NBS

NBS編集部

株式会社NBSは創業以来、日本全国の約1,500店舗のエステサロンや美容室に脱毛機を導入し、約3,000店舗のサロンと商品取引を行ってきた美容総合メーカーです。特に脱毛機においては業界のリーディングカンパニーとして数多くの商品を開発してきました。本サイトでは、美容サロンに関するこれまでの豊富な知識と経験を活かし、サロンオーナーの皆様に役立つ情報発信を行ってまいります。

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